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ワイルダーのテクニカル分析指標集

ワイルダー指標群は70年代(金融ブーム)以降に次々と現れたテクニカル分析法の中では今や古典です。

インジケータとしての役割は今では終えていますが、その多くはいまなおアナリストの相場分析(値動き解析)ツールとして使い続けられています。

ワイルダーのプロフィール

J.W.ワイルダー (John Welles Wilder.Jr)

テクニカル分析による投資法の啓蒙者として活躍した米国の投資法インストラクター。

その手法は当時の米国の新聞・雑誌・放送などで紹介され、フォーブス誌にも取り上げられたと言われます。

数あるトレーディング・システムの中でもワイルダーの開発したものは世界中でもっとも多く使われている(転用・改編・改作なども含む)と言う説もあります。


機械工学を学び不動産業で成功した後、先物市場へ参入。

1974年にトレンド・リサーチ社を設立。

1985年、デルタ・ソサエティ・インターナショナル社を設立し、世界各国でテクニカル・トレーディング・セミナーを開催、投資手法に関する書籍・ソフトウェアなどの制作・販売などで活躍しました。

その中で「ワイルダーのテクニカル分析入門」は日本でも知られています。

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ワイルダーの書籍①【テクニカル分析入門】

ワイルダーが自ら記した著作は2冊あると言われていますが、そのうちの一つであるNew Concepts In Technical Trading Systems(邦題 ワイルダーのテクニカル分析入門)はワイルダー式の直観的テクニカル分析のバイブルのような書籍です。

ここで紹介されている手法は当事としてはかなり新鮮なものでしたし、またそれらはその後も広く使われており、今でも根強い人気を持っています。

しかし残念ながらこの本は、PC登場以前に書かれたものなので、解説ツールとして手描きの方眼紙が用いられている点は、現代の読者にとって感覚的にかなりわかりにくいものです。

但し、今ではこの本で紹介されている指標はネットで広く紹介されており、ロジックや考え方もわかりやすいものが容易に検索・参照できます。

ネットでこの本に紹介された投資手法を検索する方のために、この本のインデクスを紹介しておきます。

New Concepts In Technical Trading Systems、8つの手法。

  1. The Parabolic Time (Price system)
  2. The Volatility System
  3. The Directional Movement Index(DMI)
  4. The Trend Balance Point System(Momentum Concept)
  5. The Relative Strength Index(RSI)
  6. The Reaction Trend System(Pivot)
  7. The Swing Index
  8. The Commodity Selection Index(CSI)


「8. CSI」 は当時の米国の商品先物市場を対象とした銘柄選びの手法であるため、当サイトでは取り上げていません。

以上の八項にBASIC(チャートの基本)とCapital Management(資金管理)の二項が序文・後書きとして記されています。

このサイトではインデクスにある各インジケータをそれぞれ独立したページにして、参考エクセルファイル付で紹介しています。

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ワイルダーの書籍②【アダムセオリ】

ワイルダーのもう一冊の著作はAdam Theory Of Markets(邦題 ワイルダーのアダムセオリー)です。

テクニカル分析を体系的に紹介した前著と違ってこちらの内容はワイルダーのセミナーの勧誘文的な記事片の寄せ集めと言った印象になっています。

アダムセオリ

「アダムセオリ」については、文中の紹介ではワイルダーが友人の投資家であるジム・スローマンから「100万ドルで買った投資手法」となっていて、ワイルダーはこの手法で後に巨額の利益を得たとされます。

しかしその内容は、前著の読者が期待するような体系的な解説はなく、教訓風のたとえ話やスローマンから仕込んだと思われるトレンド論が語られるだけです。

アダムセオリは一言で言えば、「危険なのは相場予測と言う思いこみであり、投資において重要なのは先入観を捨てて目の前の相場に素直に向き合うことだ」と言うものです。

「上がれば買い、下がれば売る。」、「間違ったら切る」、「さらに上がれば更に買い、さらに下がれば更に売る。」

ジムスローマンのこの考えが100万ドルで買ったアダムセオリであるとワイルダーは本の中で言っています。

デルタ理論

株価予測と言う先入観の危険を戒めるアダムセオリですが、この本にはそのアダムセオリと矛盾するかもしれない株価予測法が唐突に登場します。

なぜかこの本のサブタイトルになってている「未来の値動きがわかる再帰理論」と言う部分は「アダムセオリ」ではなくて「デルタセオリ」として紹介されているものです。

ワイルダーの知名度を考えればこの「未来の値動きがわかる再帰理論」と言うフレーズには期待しますが、内容は「現在値位置から数本前までのラインチャートをそのまま上下左右反転して現在値部分の後ろ(右側/未来側)に貼り付ければ未来の相場が描ける」と言う戸惑うようなものです。

この時期のワイルダーはネタ切れに苦慮する多くのセミナー主催者と同じ悩みがあったようです。

余談ですが、最近名称を「アダムセオリー」とする「売買ロジック」があるそうですが、ワイルダーの本には「アダムセオリ―」と言う売買ロジックのようなものは語られていません。

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後 記

アダムセオリと言う本に対する評価の難しさによって指標作成者としてのワイルダーの価値そのものが下がることはありません。

「ワイルダーのテクニカル分析」ではテクニカル指標自作の参考材料として示唆に富んだ「からくり」に触れることが出来ますし、一方の「アダムセオリ」では「ワイルダーの人間臭い横顔」に触れることが出来ます。

主要指標

日経平均27641.83(-139.19)
TOPIX1931.14(-8.91)
JASDAQ186.24(+0.35)
ダウ平均35116.40(+278.24)
S&P5004423.15(+35.99)
NASDAQ14761.29(+80.22)
ドル/円109.026(-0.001)
FTSE1007105.72(+24.00)
ハンセン26194.82(-40.98)

主要市場時計

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