
テクニカル インジケータ活用ノウハウ「レインボー チャート」。
複数の移動平均線を虹のように並べたトレンド系指標。
テクニカル インジケータ活用ノウハウ「レインボー チャート」。
複数の移動平均線を虹のように並べたトレンド系指標。
(英)Rainbow Chart
レインボーチャートは期間の細かく異なる移動平均線を色分けして並べたトレンド検出用のインジケーターです。
視覚的に現在のトレンドを掴もうとする意図で考案されたもので、例えば期間を3本平均から~50本平均までとした場合、その中間の期間である47種類の移動平均線を全て並べると言う方法で描きます。
更に、視覚的に検出したいトレンドを容易に把握できるように各線を複数の色で塗り分けます。
このインジケータは実用性について触れられた記事はほとんどないのですが、視覚的なわかりやすさや(虹のような)美しさは、ビジュアル効果を狙った新作・オリジナルのインジケータなどに影響を与えています。
故 増田徳太郎氏の考案した「増田足」のスダレと呼ばれるチャートレイアウトもこのレインボーチャートから閃いたとされています。
振幅の大きいラインが短期間の移動平均線で、振幅が小さくなだらかになるにしたがって中期線・長期線となっています。
原則として短い期間の少ないサンプル数の平均線が他の複数の平均線とゴールデンクロスやデッドクロスを描く状態でトレードの判断や相場の見立ての判断を行います。
この際に何色の線までクロスに巻き込んでいるか、つまり何日平均線とクロスを起こしているかで、クロス圧力を計ると言う使い方をするために、平均線の本数やそのサンプル日数の設定と合わせて、どういう形で平均線同士が接近あるいはクロスを起こせばシグナルと見なすかは、使用者が経験と裁量で決めてゆきます。
一部の平均線がクロスを起こした時、その内の最大サンプル数のものが、すべての平均線の最大サンプル数のものとどういう距離感にあるかと言う点も、慣れてくれば視覚的に相場を掴むことのできる要素となります。
日経平均 | 28822.29(+190.84) |
TOPIX | 1862.00(+5.36) |
JASDAQ | 185.42(+1.20) |
ダウ平均 | 30792.10(-204.88) |
S&P500 | 3853.22(+11.75) |
NASDAQ | 13725.60(+182.54) |
ドル/円 | 103.916(+0.135) |
FTSE100 | 6627.20(-67.87) |
ハンセン | 30159.01(+711.16) |
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