
テクニカル インジケータ活用ノウハウ「ゲーター オシレーター」。
三本の移動平均の終息と拡散を視覚的に表した指標。
テクニカル インジケータ活用ノウハウ「ゲーター オシレーター」。
三本の移動平均の終息と拡散を視覚的に表した指標。
上の図の上部の価格チャートに引かれた三本の移動平均線がカオス・アリゲーターと言うインジケータで、下段にあるヒストグラムがゲーター・オシレーターです。
カオス・アリゲーターは5日線、8日線、13日線の三本の移動平均線を描いてその収束と拡散を見て、トレンドの向きや強さ、売り買いのポイントを判断するものですが、その収束と拡散をより明確に視覚化しようとしたものが、ゲーター・オシレーターの描くヒストグラムです。
中央の線から上は13日線の値から8日線の値を差し引いたもの、下は13日線の値から5日線の値を差し引いたものをそれぞれ絶対値で求め、下側はその絶対値をマイナスの数値に置き換えて描かれています。
つまり、二つの値の差分をそれぞれ表わしているだけなので、厳密にはテクニカル分析で言うオシレーターではありませんが、波形は短いスパンで収束と拡散を繰り返しているので、広義で言うオシレーターと言うことです。
この開閉を更にわかり易くするために収束と拡散の状態を色分けして描く場合もあります。
サンプル期間の違う複数の移動平均線の収縮や交叉を見て相場の転換や売買のタイミングを判断すると言う意味ではグランビルの法則のゴールデンクロスやデッドクロスと同様の考え方です。
シグナルの発生は三本の移動平均線が交叉あるいは収縮する点なので、ヒストグラムのバーが短くなっている部分です。
日経平均 | 29768.06(+59.08) |
TOPIX | 1959.47(+7.61) |
JASDAQ | 191.96(+1.25) |
ダウ平均 | 33800.60(+297.03) |
S&P500 | 4128.80(+31.63) |
NASDAQ | 13900.18(+70.87) |
ドル/円 | 109.638(+0.387) |
FTSE100 | 6915.75(-26.47) |
ハンセン | 28698.80(-309.27) |