ウイリアムズ%R 仕組みと用法 / 基本四要

ウイリアムズ%Rとは

(英)Williams's%R / The Williams's Percent Range Oscillator


「ウィリアムズ%R」(ウィリアムズ パーセント レンジ)はラリー・ウィリアムズ(Larry Williams)が開発したテクニカル指標です。
もともとは「%Rオシレーター」とも呼ばれていた、買われすぎ、売られすぎを判定するオシレーターです。

 [ %Rの意味 ]
この「%R」と言う文字だけを見ると不思議なネーミングに見えますが「R」はレンジのことで、レンジ相場もしくはトレンドがそれほど強くないような相場で現在値の過去レンジに対する比率「%」(パーセント)、つまり過去一定期間の値幅に対する直近値の相対位置を検知するインジケーターです。

ウイリアムズ%Rの計算方法

一定期間のレンジ(Hn-Ln)で当日の終値(Hn-C)を割ることで、それがレンジ内でどのような比率で位置するかを求めます。

Williams'%R=(Hn-C)÷(Hn-Ln)×100
C=当日終値
Hn=過去n日間の最高値
Ln=過去n日間の最安値
※標準では計算対象期間に14を使うとされます。

見方、使い方、トレードのタイミング

%は0~100であらわされるために、当日の終値が期間レンジの最高値に近づけば0%に近づき、逆に当日の終値が期間レンジの最安値に近づくほど100%に近づいてゆきます。
この場合高値安値が見かけ上、天地逆転しているので、%(率)を負の数値に変換して価格チャートと上下を合わせてみる方法もあります。

ここではわかりやすいこのマイナスパーセントで説明します。

0%エリアを過熱水準、-100%エリアを底値水準として見ます。

%Rは反応が極めて敏感であるため、0%や-100%で張り付いた状態をガベージトップ・ガベージボトム、つまり役立たずの状態と呼んで判定不能と見ますが、この状態を脱したときが売買サインとなります。


 買いシグナル

-90%~-100%に到達すると、相場が底を打った可能性が高まります。
-100%に到達後、5日間待って-95%以上に上昇したところが「買い」のシグナルです。
その他の見方
下落トレンドで現れた安値が売られ過ぎのラインを越えた後に、一旦戻した相場に現れた次の安値が売られすぎラインを超えられなかった場合には上昇トレンドの可能性が高まったと見ます。(ブル型反転)
売られ過ぎのラインに到達することなく反発した場合、買い方優勢と見ることができ、上昇トレンドの可能性が高まります。(フェイラー・スウィング)


 売りシグナル

-10%~0%)に到達した場合、相場が天井を打った可能性が高まります。
0%に到達後、5日間待って-5%以下に下落したところが「売り」のシグナルです。
(2)弱気の乖離 上昇トレンドで現れた高値が過熱感ラインを超えた後に、一旦押された相場に現れた次の高値が過熱感ラインを超えられなかった場合には下落トレンドの可能性が高まったと見ます。(ベア型反転)
過熱感ラインに到達することなく反落した場合、売り方優勢と見ることができ、下落トレンドの可能性が高まります。(フェイラー・スウィング)




ウイリアムズ%Rの注意点

%R指標は、式の性質上、僅かな値動きにも敏感に反応します。
このため、0%や100%に達しやすく逆張りに向いた指標とされています。
但し、判断はタイミングに素早く乗れるという長所がある反面、頻繁なシグナルによるダマシも当然多くなるため、注意も必要です。

どの指標も短所長所がありますが、このウィリアムズ%Rでも他の指標との併用が推奨されています。

テクニカル計算式 エクセルファイル

MACDはトレンドが明確であれば非常に有効なシグナルを発生しますが、もち合い相場や動きの少ない相場では、微妙な動きに反応するようになり、意味のないシグナルを多発したり、逆向きのシグナルを出したりもします。

さらにいくらMACDの反応が早いとは言え移動平均と言う過去のデータの平均値を使っているものであるために、価格の上下動の変化が早すぎるとその動きについてゆけなくなります。

MACDは定義されている意味でのオシレータではありません。

  テクニカル計算式 エクセルファイル

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ワイルダーの開発したテクニカル指標の計算ファイルです。
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バンド系、チャネル系テクニカル指標の計算ファイルです。
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