検索したいキーワードを入力してください。

出来高指標 使い方と見方 5ポイントガイド

相場ストラテジー、投資術基礎知識「出来高指標」

トレーダーの市場参加状況と値動き動向の相関を理解する投資術。

広告

出来高とは

出来高とは売買の成立数(株数や先物枚数)のことで「売買高」とも言い相場の「取引量」の指標となります。

通常ローソク足や折れ線などの価格チャートの下に棒グラフ(あるいは折れ線グラフ)で表わされます。

225先物で1000枚買い注文が約定した場合1000枚の買い注文に対し1000枚の売り注文が出て取引が成立したので出来高は1000となります。

この場合買いと売りの枚数を合計すると2000になりますが、売り買いの合計数2000は「取引高」と言う(「売買高」とやや紛らわしい)基準で表わします。

広告

出来高増減の要因

良く出来高は銘柄や相場の人気度を表すと言われます。

出来高の多い銘柄や、先物相場は取引参加者が多く、人気が高いとされます。

相場の人気が高いと言う事は先行きの上昇を期待されているわけです。

反対に出来高の小さいときは、魅力のない相場、誰からも意識されていない相場と言えます。

つまり出来高は、ある意味投資家の相場や銘柄への注目度を表しています。

上昇相場は投資家の人気が高いと考えられるため、単純に解釈すれば出来高は増加します。

逆に人気がないと思われる下落相場では単純解釈で出来高は減少します。

但し特に先物相場では下げ相場で利益を上げようとする投資家がいたり、もともと出来高の少ない株式銘柄などでは比較的少ない資金で株価を操作できることからそうした操作で利益を上げようとする投資家に目を付けられることもり、更に大きな資金で株価を動かすようなケースもあることから、出来高の増減がトレンドの騰落と綺麗に相関関係を描くわけではないので「基本形としては相関を描く」と言う程度にとらえておくことです。

出来高先行

「出来高は株価に先行する」と言われています。

例えば相場が長期間停滞すると市場には「反転期待」が高まってきます。

期待のポテンシャルが増すと出来高も少しずつ増加し、その動きに対応して価格も上昇してゆきます。

このケースでは出来高の上昇が相場に先行することが知られています。

またこうした場面に更に人気を呼びそうな材料が加わると、出来高急増と言う現象を伴う事が多くななります。

また相場に下落の兆候が出てきて急いでポジション解消が進むような場面で、出来高の急増とともに相場が急落することがあります。

先物トレーダーや短期トレーダーなどは特にこのような急落前の出来高急増には敏感に反応します。

多くの場合出来高急増を伴う急落はその落差の反動や調整からその後に反転が見られることも多く、反転は「セリングクライマックス」と呼ばれる買いのチャンスとなることもあり、これは出来高先行観察によるトレードとしては有名なものです。

この他に「出来高先行」のケースとしては、個別株の人気がブームとなって個人投資家が殺到したり、外資系の空売り操作の失敗による買い戻しなどがあります。

また、一般的広く認識されている「出来高先行」要因として、決算発表、企業買収・業務提携の発表、増配・自社株買い発表などのタイミングがあり、特に個別銘柄においてはこれらの発表後の出来高急増は相場急騰の前兆と見ることができます。

広告

出来高移動平均

出来高は価格に比べて連続性がとぼしく、日々の増減幅が大きい指標です。

そのため、過去の出来高に対して現在の出来高がどのくらいの水準であるかを知ることは、目に見えて極端な増減がない限り、初心者にとってその判断は容易ではありません。

このような日々の出来高の水準を理解する方法として、価格の移動平均のように出来高チャートに出来高の移動平均チャートを重ねることで、日々の出来高の傾向をつかむことができやすくなります。

出来高移動平均は一般的には5日、13日あるいは13週、26週などの移動平均線を用いますが短い期間の平均は増加・減少傾向の動きを見やすいものにし、中期・長期の平均は特異な価格や価格帯の現出を見やすいものにします。

つまり平均サンプル数の使い分けで、参照日あるいは参照期間の出来高水準が過去の平均値に比べて特異な傾向にあるかどうか、増加傾向・減少傾向にあるかどうかなどを目的別に視覚的にとらえることが出来ます。

また、平均値との対比で出来高の増減傾向や、特異的な増減期を価格チャートと相関的にとらえることは、他のテクニカル指標示す予兆の確認や裏付けを補強する目安となります。

広告

ボリュームプロファイル 価格帯別出来高

「出来高」を表わすチャートには、マーケットプロファイルのように価格帯別に集計するものもあります。

これは「ボリュームプロファイル(価格帯別出来高)」と呼ばれています。

ボリュームプロファイルはどの価格帯の出来高が多いか少ないかを視覚化したもので、株価チャートと合わせて利用することで、投資家の買いコストや市場の価格帯別の人気度がの推計できます。

ボリュームプロファイルの出来高が高いところは、投資家に人気の高い価格帯です。

多くの投資家は人気の高い価格帯や逆に低い価格帯を意識してトレードしています。

特に人気の高い価格帯は相場の重要な節目になります。

出来高が分厚く市場参加者に意識されているようなポイントでは、そのラインを意識して値動きがそこで足踏みしたり、いったん跳ね返されるような現象が頻繁にみられます。

このような現象が理解できるようになるとそうしたラインで一旦ポジションを解消したり、あるいは反転張りのチャンスを狙ったりと言う手法が使えるようになります。

これはライントレードの抵抗線や支持線と全く同じ考え方です。

また、下落相場などで値動きが価格別出来高で見て極端に人気のないラインにくると、抵抗を諦めたような大量売りから一気に下落する現象も見られます。

但し出来高の少ない帯域は、少なさの度合いによっては保ち合い相場突入と言う事が多いので、ここで売りポジションのチャンスを狙うような場合は多くの事例を見て感覚を養うことも大事です。

広告

サプリメント ポイント

出来高で騰落や売買を判断することは、それが容易でないケースの方が圧倒的に多いと言えます。

つまり、出来高指標は他のテクニカル指標の示すシグナルやベクトル、ポテンシャル状況などを確認あるいは補強する指標として使うのが適しています。

出来高は、相場の参加者数の目安であり、人気や活況度の指標です。

出来高の増減の理由を市場の模様やニュース、経済状況、企業状況、業種業界状況などから推測できるようになると、価格の動きだけでチャートを捉えることに比べて判断精度は増します。

また出来高観察には、市場の異変や違和感を予兆すると言う特徴もあり、この指標を上手く使えば投資リスクの回避にも役立つようになります。

広告
広告

主要指標

日経平均28822.29(+190.84)
TOPIX1862.00(+5.36)
JASDAQ185.42(+1.20)
ダウ平均30996.98(-179.03)
S&P5003841.47(-11.60)
NASDAQ13543.06(+12.14)
ドル/円103.721(-0.060)
FTSE1006626.50(-68.57)
ハンセン30159.01(+711.16)

主要市場時計

最近チェックした記事

お知らせ

サイトからのお知らせは現在ありません。

広告