練行足 仕組みと用法 / 基本四要

練行足とは

練行足(れんこうあし)は非時系列系のチャートです。
非時系列チャートは、通常のチャートが一定時間ごとに価格を更新するのに対し、時間とは関係なく一定の条件を満たしたときにのみチャートを更新します。
条件がそろわなければ、その間に時系列のチャートが何本更新しようとも、非時系列チャートは一切更新しません。
つまり非時系列チャートは価格変動パターンの変化に特化して相場を分析しようとするものです。

練行足(れんこうあし)は練り足とも呼ばれます。

練行足のプロット

練行足は記入商品の呼び値、ボラティリティ、値動きなどからその動きをとらえるのにふさわしいと思われる任意の「基準となる値幅」を決めておき、この設定した値幅を超えて市場価格が動いたら、現在の足の隣に新たに足(値幅分)を上昇時は白抜きの陽線を…下降時は黒塗りの陰線を…それぞれ追記してゆきます。
また、上昇から下降、下降から上昇に転じる「陽転」「陰転」になる足は先に設定した値幅分の二倍を超えた時に初めてトレンド転換が認められたと判断して新しい足を記入します。

練行足の描き方を下記の例で説明します。 値幅は仮に50円としますので、陽転・陰転の反転条件は100円の変化と言うことになります。

1日目、15830円(最初の陽線の終値です)
2日目、15900円(70円上昇したので陽線)
3日目、15960円(60円上昇したので陽線)
4日目、15880円(70円下降したので一旦様子をみる-記述なし)
5日目、15830円(更に50円下げたので陰転し、50円以上下げた陰線を二本)
6日目、15950円(110円の上昇で陽転)
7日目、15980円(30円の上昇なので記載しない対象外)
8日目、16010円(更に30円の上昇で陽線一本)

トレードのタイミング

  • 陰線から陽線へ転換(陽転)したら買いシグナル
  • 陽線から陰線へ転換(陰転)したら売りシグナル
練行足は、値幅に関係なく陽線と陰線でグラフを作るので、陽転したときを「買い」のタイミング、陰転したときを「売り」のタイミングと捉えます。

  ポイント

設定した値幅に満たない値動きでは練行足は変化しないので、シグナル発生のタイミングはかなり遅れて表れるという難点があります。
このため、比較的ゆったりとしたサイクルでトレードできる金融商品や戦略に向いています。

非時系列の練行足はそのままでは時系列系の指標と軸を揃えてのチャート併記ができないため、FXのMT4などの投資ツールでは、他指標との複合チャート描画用として「時系列練行足」と言う特殊な練行足指標も使われています。
時系列練行足



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