バンド系のテクニカルインジケータ集 14選

テクニカル分析におけるバンドとは。


ボリンジャーバンドの
ジョン ボリンジャー

テクニカル分析では未来の価格の動きを予想することが大きな目的ですが、その中には価格の動きの範囲を予想すると言うものがあります。

「今の値動きなら何円から何円の間の動きになる」と言った予想です。

そうした値幅のガイドに用いられる方法の一つにバンドと言うものがあります。
これは、基準となる価格の動きに対してその上下に限界予測値をバンド(帯)状に引くものです。

バンドの中心線には移動平均値を用いるのが一般的ですが、中にはワイルダーのピボットのような、直近価格や現在価格を基準とするものもあります。

支持線と抵抗線

価格の動きを見ているとある一定の価格ゾーンまで下落すると同じような位置で反転するような傾向が見られます。
また、逆にある価格ゾーンに到達するとあたかもそこが限界のように息切れし、再び下落の後に上昇するも、また同じような価格で立ち往生したり、反落するようなポイントが見受けられることがあります。

これらのうち上昇を抑制するかのように見えるラインを抵抗線、下落を支えようとしているかのように見えるラインを支持線と言います。

過熱感ライン

支持線や抵抗線は市場の心理的な反発や警戒感などで形成されるものと思われますが、値動きには市場に警戒感をもたらすようなムードだけにたよったような極端な動きが多々みられます。

ここで言うムードとは市場全体が買い一色だからこの流れに乗り遅れてはまずい、とか、一斉に売りに入ったようだからここで売っておかないと危険である、と言った憶測がたいした根拠もなく一人歩きして勝手に広がってゆくような状態のことです。

こうしたムードから価格が実体の適正価格を逸脱してゆく状況を過熱感と呼びます。
市場心理による価格の変動や乖離は大きな流ればかりではなく細かい価格の動きの中にもよく見られ、その多くはやがて適正値に収束します。

順張りと逆張り

そうした行き過ぎの価格を検出し、反転を予測して人より一歩先に手を打つと言うのが逆張りと言う投資手法です。
この逆張りの反対の状態は順張りと言いこれは市場の向き、価格の向きに素直に従って売買をする状態を言います。

大阪米相場などの伝説の相場師は人の逆を張って儲けたと言うような話も多く、そうした方法を研究する投資家も多いのですが、逆張りの見極めには熟練した相場観が必要で、また、テクニカルだけで逆張りのポイントを有効に検出するのは難しく、それなりに経験などが必要です。

バンド系指標の用い方。

バンド系の指標では基準となる価格ラインの上下に複数のラインを引きそれぞれが過熱感の警戒ラインや抵抗線・支持線などを示すようにパラメータ(移動平均の期間や基準線との距離係数)を設定して使います。

しかし、逆張りの仕掛けポイントを見つけると言うような使い方はほとんど神話的な用法で、実際には利食いや損切りの基準線と言った使い方が一般的です。
また、上方バンドを突き抜けたら買い、下方バンドを下抜いたら売りと言うような順張りの見極めに使うほうが効率がよい相場も多々あります。

このようなバンド系指標をプロの間で逆張りに使っているとされるのが、NT倍率のトレードです。
NT倍率は一般の225先物などの値動きに比べて、バンドからの反転の法則性がより高く、適正値への帰納傾向も強いと言われています。

ともあれ、移動平均などを基準にして引かれた幾本かの線が、少なくともその後の価格の動きを予感させ、また現在の価格の意味を理解する上で有効に働いていることはこの指標を使えば理解できると思います。



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