テクニカル分析スキル集「ボラティリティ チャネル」
ティピカルプライスを用いた調整最大値・調整最小値から上下ラインを求めたバンド系のインジケーター。
(英)The Volatility Channels
ラリーウィリアムス(Larry Williams)が開発した、2本の線で描かれるドンチャン・チャネルと同様に期間内の最大・最少値を用いて描いたバンドですが、ドンチャンチャネルのように最高値や最安値を用いるのではなく、ティピカルプライスを用いたオリジナルの高値・安値の加味値の最大値、最小値の更新でバンドを描く指標です。
期間内の高値・安値の変わりにティピカルプライスを二倍したものから高値・安値を加減した値を用います。
[ 計 算 式 ]
tp = 高値+安値+終値 ÷ 3 :Typical Price
HH = tp × 2 - 高値
LL = tp × 2 - 安値
UPPER BAND = HHのn日最大値
LOWER BAND = LLのn日最少値
nは任意で設定します。
ドンチャンチャネルなどの最大レンジレンジ更新系のバンドと同様に、トレンド確認と言う使い方を前提として用いるため、売買シグナルとして利用する場合には順張り指標として用いることになります。
終値ではなくティピカルがすべてのラインに反映されることで、従来の同様の指標に比べて相場への追随性を高めている考えられるインジケーターです。
DL倶楽部の「バンド系指標計算式 ファイル一覧」などのリンクページから各種テクニカル分析のエクセル計算ファイルをダウンロードできます。
日経平均 | 32571.03(-452.75) |
TOPIX | 2383.41(-22.59) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 34440.88(-76.85) |
S&P500 | 4402.20(-41.75) |
NASDAQ | 13469.12(-209.05) |
ドル/円 | 144.642(+0.172) |
FTSE100 | 7696.70(-34.95) |
ハンセン | 17655.41(-230.19) |
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