ポイントアンドフィギュア

ポイントアンドフィギュアとは

ポイント&フィギュアは非時系列系のチャートです。
非時系列チャートとは、通常のチャートが一定時間ごとに更新してゆくのに対し、時間とは関係なく一定の条件を満たしたときにのみ更新するタイプのチャートのことです。
条件がそろわなければ、その間に時系列のチャートが何本更新しようとも、非時系列チャートは一切更新しません。
つまり非時系列チャートは価格変動パターンの変化に特化して相場を分析しようとするものです。

名前の由来は一定の条件に従って並んでゆく〇と×の形の事です。
ポイントは点、フィギュアは図形、と言う事で発表時のシンボルにはそう言うものを使っていたのかも知れません。

「ポイントアンドフィギュア」はもともとシカゴの先物市場で使われていたものとされますが、一説では日本の「鈎足」や「新値足」が米国でアレンジされたものとも言われています。

ポイント&フィギュアのプロット

ポイント&フィギュアはグラフ用紙のマス目の中を価格変動に従って“×”“○”で埋めてゆきます。
価格上昇は“×”で、逆に下降は“○”で記述していきます。
一つ一つのマス目は“一枠”と呼ばれます。
記述にあたっては、まずこの一枠を埋めるための基準となる値幅を決める必要があります。
これは原則として任意に決めることができるのですが、取引対象の時間足やトレードのスタイルに合わせて適切な幅を設定します。

下は一枠50円とした例です。

終 値
1 16750
2 16780
3 16840
4 16880
5 16830
6 16740
7 16680
8 16760
9 16910

価格帯 A B C
16950
16900 ×
16850 × ×
16800 × ×
16750 × ×
16700
16650

1日目を16750円として、2日目が16780円、3日目が16840円、4日目が16880円と上昇しています。
そこで、この間は50円上昇ごとに“×”を一つづつ記入して行くことになります。
記入するグラフの方は16750を起点に50円づつでマス目を刻みます。
次に5日目から7日目までは下落となるので列を変えて“○”で埋めます。
そして8日目、9日目の上昇を再び列を変えて“×”で埋めます。
ポイント&フィギュアでは価格の上下を明確に視覚化するために、“×”と“○”は同じ列には書かずに、“×”“○”が入れ替わった時には新たな列に記入してゆきます。
記述のためのもう一つのルールは三枠(三マス)転換です。
トレンドが転換した場合には列を変えて新たな印でマス目に埋めてゆくのですが、三マス枠以上連続した動きが出るまでは、その埋めたマス目は暫定的なものであって、“×”または“○”が三マス以上連続して初めて正式な転換が確定し、場合によってはそれまでの暫定値はリセットされます。

トレードのタイミング

ポイント&フィギュアはカギ足と同様に直近の高値、安値を抜けたら売買サインと見ます。

ダブルトップ
前回の高値を更新したら(ダブルトップ)を買いのシグナルと見ます。


ダブルボトム
前回の安値を更新したら(ダブルボトム)を売りのシグナルと見ます。


ペナント買い
時系列チャートの三角保ち合いと同じでこれを上に抜けてくれば、持合い相場が終わって買いのシグナルととらえます。


ペナント売り
時系列チャートの三角保ち合いと同じでこれを下に抜けてくれば、持合い相場が終わって売りのシグナルととらえます。


ブルトレンド
ブル(上昇チャート)タイプの相場でこれを上に抜けてくれば、更なる上昇の兆しと見て買いのシグナルととらえます。


ベアトレンド
ベア(下降チャート)タイプの相場でこれを下に抜けてくれば、更なる下落の兆しと見て売りのシグナルととらえます。


トリプルトップ
前回・前々回の高値のいずれをも更新したら(トリプルトップ)を買いのシグナルと見ます。


トリプルボトム
前回・前々回の安値のいずれをも更新したら(トリプルボトム)を売りのシグナルと見ます。


下降相場の上昇転換サイン
チャートが下降している時に前回の高値を上抜けてくるとトレンド転換を想定した買いのシグナルと見ます。


上昇相場の下降転換サイン
チャートが上昇している時に前回の安値を下抜けてくるとトレンド転換を想定した売りのシグナルと見ます。


ラッパ型買いパターン
保合からボラティリティが増してきて前回の高値を上抜いたら上昇トレンドの発生と捉えて買いのシグナルと見ます。


ラッパ型売りパターン
保合からボラティリティが増してきて前回の安値を下抜いたら下降トレンドの発生と捉えて売りのシグナルと見ます。


ブルカタパルト
上昇相場で更に上値を抜いてくるような形になると更なる上昇ととらえて買いのシグナルと見ます。


ベアカタパルト
下降相場で更に下値を下抜いてくるような形になると更なる下落の継続ととらえて売りのシグナルと見ます。

トレンドの見方



上昇相場が続いている時、安値のマス目左下点から(正方形として)マス目対角上に45度線の線を斜め上に引きます。 この斜線を基準線と考えて、現在価格がこの線より上にいる場合を強気と考えます。
逆に下落相場では高値の左上点からマス目対角斜線(45度線)を斜め下方向に引いてゆきます。
下落の場合には上昇と同様にこの線より価格が下にある場合には下降が継続していると考えます。

カウンティング

ポイント&フィギュアでは「カウンティング」という方法で、価格の予測値を想定できます。
「カウンティング」とはつまり枠数を数えると言うことですが、ポイント&フィギュアでは「水平カウンティング」(列数かぞえ)と「垂直カウンティング」(行数かぞえ)と言う二つの方法で将来のチャート形を予測します。

水平カウンティングは、もみ合い相場になった横枠数(列数)の3倍枠数分、縦枠の価格が変動(価格が上昇、または下落)するという考えです。

例えば、ポイント&フィギュアの方眼紙上にもみ合いの横枠数が5列あるとすると、後の相場はその5列の3倍、つまり15枠分縦枠方向に上昇する可能性があると予測できます。
逆に下落が始まった場合には同様に15枠分縦方向に下落すると考えます。

垂直カウンティングは直近に一定の変動幅を持って現れた(印の)縦方向に並んだ枠数が、上昇あるいは下落となって次回の変動時の縦の枠数に同数現出すると言う考え方です。
前回の象徴的な上昇幅が8枠であったのなら、次回の象徴的な垂直のマス上の動きも8枠の動きになると予測できます。

  ポイント

非時系列のプロットの条件は任意に設定できます。
このため設定の仕方によって結果が変ると言う事も当然あります。
条件値は試しつつその時々の相場にあった条件設定を行ってゆく必要があります。



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