大坂北部地震・交通機関情報。
新幹線は全線で運転再開、但しダイヤは大幅な乱れ。
航空機は関西三空港とも運行中。高速道路はすべて通行可能。
JR在来線は多くの路線で、京阪は一部で、阪急は神戸線以外の一部で運転見合わせ中。
南海、近鉄、準大手私鉄各社、阪神(普通電車のみ)運行中。メトロ御堂筋線、中津以北未通。
大阪ガス11万戸、復旧までに10日。断水は周辺自治体、自衛隊災害派遣で給水。
大阪モノレール本日中運休。 通信各社は現在サービス提供中。
指数平滑化移動平均 EMA: Exponential Moving Average

指数移動平均 (EMA: Exponential Moving Average)あるいは、平滑化移動平均 (SMMA :Smoothed Moving Average)と呼ばれる移動平均です。

「指数平滑化移動平均」と言う名称で紹介される場合もあります。

単純移動平均に少し手を加えているために、単純移動平均よりはやや込み入った考え方になります。

指数平滑化移動平均では、単純移動平均の計算期間よりさらに過去の計算履歴が幾分ながら計算結果に反映されるように工夫されていて、その結果、平均値のラインが単純移動平均よりも滑らかなものになります。

単純移動平均の計算期間に相当する部分に主要な加重をかけた上で、それより以前の結果を反映させることで、計算期間内の平均値だけで描かれるラインに比べて、長い期間の平均線の要素を付加された分、滑らかな線を描くことになるわけです。

この滑らかな平均線がある種のテクニカル指標では単純移動平均などの他の移動平均線よりもかなりうまく相場の流れについてゆくケースがあることから、多くの指標で採用されています。

但し、移動平均を全てこれに変えれば、どれも成績が良くなると言うことではなく、指標の考え方によっては単純移動平均の方が望ましい結果を出す場合もあります。
とは言え、「指数平滑化移動平均」はテクニカルで求められる平均値の姿をうまく描くことが多く、人気の高い(移動平均の)計算手法です。

[計算式]
EMA = 前日EMAα×(当日終値-前日EMA)
α = 2
n+1

αで求められる値は平滑化定数と呼ばれます。
  • 任意の計算期間を決めます。
  • 計算初回分の「前日EMAの値」には単純平均をあてます。
  • 前回の平均値に当回終値から前回終値を引いたものに平滑化定数を乗算した値を足し合わせます。
  • 同様の計算をチャートに描く計算期間分求めて時系列に並べてチャート化します。

 テクニカル計算式 エクセルファイル
 [指数平滑移動平均] ダウンロード



移動平均線
移動平均とは時系列的に変化していく値を、その値が更新されるたびにあらかじめ設定した期間毎に平均化した値で統計分析などで昔から広く使われているものです。



テクニカル市場分析で用いられる移動平均線はこの統計手法をアメリカの株式アナリスト、J・E・グランビルが1960年台前後に相場分析に応用してみせたテクニカル分析の最も基本的な手法の一つで、株価の終値の移動平均値と株価との相関関係をチャートに描き、その視覚的なパターンで市場の方向性や勢いを理解しようとするものです。

変化の大きな終値の動きを、移動平均で平滑化することでおよその方向や勢いと言ったものを視覚的にわかり易くとらえることができるようになります。

更にこの視認性を深めるために通常、テクニカル分析の移動平均線は短期線・中期線・長期線と言った形で複数用いられます。


例えば日足なら短期線は5日平均、中期線は25日平均、長期線なら75日平均などと計算するサンプルの本数(計算設定期間)を変えたものを2~3種類用います。

また、計算対象は四本値のうちの終値を用いるのが一般的ですが、VWAP(売買代金÷出来高)、加重終値([高値+安値+終値×2]÷4)、ピボット([高値+安値+終値]÷3)などを用いる場合もあります。

更に、平均を求める方法では期間内のデータを足し合わせ、それをシンプルにデータ本数で除算する「単純移動平均」の他、手法などをより求めたい結果に近づけるために様々な平均値計算式が取り入れられています。

インジケータの性格によっては複雑に平滑化された平均より単純平均の方がより有効であることも多いので、テクニカル分析においてはどのような計算式に拠るかは過去検証しながら有効なものを採用すると言う方法をとります。

同様に、終値に代えてVWAP、PIVOT、加重終値などを採用する場合でも、まずは有効と思われる値の見込み式を立てて手法をデザインするのですが、最終的には値の採用は検証結果によって決めることになります。



グランビルが提唱し、現在も広く用いられている移動平均線の一般的な用法は、終値・短期線・中期線・長期線のそれぞれの交差から相場の方向性や勢いを知ると言うものです。

これは反応の速い線(計算期間のより短いもの)が、より反応の遅い線を上抜けるか、下抜けるかと言うところを重視します。

反応の速いものがより遅いものを下から上に突き抜けること(上抜け)をゴールデンクロス(GC)と言い、この場合上昇トレンドの確定、あるいは「買い」の目安と見なします。
逆に、これが上から下に突き抜けること(下抜け)をデッドクロス(DC)と言い、下降トレンド、下落トレンドの確定、あるいは「売り」の目安と見なします。

このような直接的な用い方の他に、テクニカル分析の計算式では終値曲線を平均によって単純化することで、大きな流れを掴むことが出来るため、移動平均線はオシレータ系、バンド・チャネル系などで、テクニカル分析必須アイテムとして多様な形で幅広く利用されています。




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