ドンチャン チャネル 仕組みと用法 / 基本四要

ドンチャンチャネル / HLバンドとは

(英)The Donchian Channels / The HiLo Bands / THe Price Channels


「ドンチャンの4週ルール」や「最初のシステムトレーダー」あるいは「トレンドフォローの生みの親」として有名なリチャード・ドンチャン(Richard Donchian)によって開発されたバンドで、最高値と最安値の更新値をバンドとして描画したものです。

ドンチャンチャネルはHL(ハイロー)バンド、あるいはプライスチャネルとも呼ばれます。

原則として過去一定期間で見た高値・安値が更新されるたびに上部と下部のそれぞれのバンドのレベルが更新されてゆくのでバンドの見た目は水平線が上下に変化するような形になります。

ドンチャンチャネル / HLバンドの計算方法

設定した一定期間内の最高値と最安値をラインで表示します。

 計算式

UPPER BAND = 直近n日の最高値
LOWER BAND = 直近n日の最安値

nは任意で設定します。

見方、使い方、トレードのタイミング

ドンチャン・チャネルは、特に米国の投資家にはかなり人気の高いトレンドフォロー型の指標です。

バンドの形状を取りながら独特の視点で比較的大きなトレンドの方向性を見るツールとして用いられます。

高値のラインが上に更新されたら上昇トレンド、安値のラインが下に更新されたら下落トレンドと判断するのが一般的な使用法ですが、現在の価格が直近の最高値・最安値に対してどのくらいの水準かを見ることができるため、他の指標のトレンドや過熱感の見立ての信頼性を確認するための補助バンドとしても用いることができます。

また、強いトレンドの動きの見られないような相場では逆張り指標として用いる使い方もあります。
実は相場によっては逆張りとして使えそうなケースもかなりあります。

ドンチャンの四週ルールとチャネルブレイクアウト手法

 四週ルール

リチャード・ドンチャンは高値と安値の値動きにおけるパターンの類型を研究していました。

ドンチャンの見出した経験則によると相場の位相は4週間(20日)で入れ替わるとし、過去20日の高値を上抜いたら買いポジション、逆に、過去20日の安値を下抜いたら売りポジションと判断できるとするルールを提唱しています。
非常にシンプルなエントリー、エクジットのルールですが、今でも、このドンチャン4週ルールの有効性は(特に一定期間以上のスイング・トレードでは)評価されているようです。

※日にちは一週間の営業日を五日として数えています。

 チャンネルブレイクアウト手法

この四週ルールを元にした「チャネルブレイクアウト」と言うトレードの手法があります。
これは過去40日のHLバンドと過去20日のHLバンドを併用した順張り手法で以下のルールでエントリー、エグジットのシグナルとします。

  • 40日バンドの高値抜けで新規買い。
  • 20日バンドの安値抜けで返済。
  • 40日バンドの安値抜けで新規売り。
  • 20日バンドの高値抜けで返済。

ドンチャンチャネル / HLバンドの注意点

HLバンドでは安値・高値を更新したらそちらの方向にトレンドが伸びたと言う見方をしますが、この時バンドを更新する高値・安値は一つのサイクルの限界値とも考えられるため、その更新方向に惰性的に価格が進捗することを期待するのはリスキーなケースも多々あります。

つまりHLバンドでは逆張りが有効に機能する相場が多い点に配慮すべきです。

また、HLバンドではドンチャンの四週ルールを利用するために高値安値の検知期間は20日とするケースが多いのですが、更新の発生が低い相場などでは期間を短くして使用する場合もあります。

その場合、更新が頻繁になりすぎてダマシが多くなると言う傾向があるためこの点にも注意が必要です。

  テクニカル計算式 エクセルファイル

下のメニューの「バンド系指標計算式 ファイル一覧」などのリンクページから各種テクニカル分析のエクセル計算ファイルをダウンロードできます。

バンド系、チャネル系テクニカル指標の計算ファイルです。
逆張りエリアや過熱エリアなどの境界検出に用いられます。

もっともよく知られたテクニカル指標の計算ファイルです。
トレンド系とオシレータ系の代表的なものを集めています。

ワイルダーの開発したテクニカル指標の計算ファイルです。
現在広く使われているのテクニカル計算法の基本的な指標群です。

代表的な各種の移動平均をそろえた計算ファイル集です。
各テクニカル指標の移動平均部分で差し替え検証などを行うことができます。

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