
プライスフォーメーション、値動き類型分析。
天井圏の迷い?反転の兆し?ダイアモンド フォーメーション。
プライスフォーメーション、値動き類型分析。
天井圏の迷い?反転の兆し?ダイアモンド フォーメーション。
(英)Diamond Formation
ダイヤモンド・フォーメーションとは、全体が菱形に見えるような形のチャートのパターンです。
逆ペナントの拡散からブレイクすることなくペナント形に収束したのちにブレイクするような形で三角保ち合いに似たものと考えることが出来ます。
但し、ペナントや他の三角保ち合いと違って、一目でわかるようなダイアモンド型を描くことが少ないために、特定・視認するためには一定の経験を必要とします。
天井相場で出現するケースが多いと言われていますが、相場の流れの途中に現れることもあります。
天井に現れた場合には、「ダブル・トップ」や「ヘッド・アンド・ショルダー」の類似形とも考えられますが、ネックラインが特定できないためにそれらと比べても分かりにくいフォーメーションです。
一見すると、明確な抵抗線や支持線が認められない不規則な上り下がりの繰り返しのように見るため、ダイヤモンドフォーメーションを発見するのは難しいことが多いと思われます。
見分けるためのポイントは、左側の逆ペナント形が最大振幅になるときに安値切り下げからいきなり高騰して高値切り上げするという前兆があり、この大振幅の後に収斂の気配が現れたらダイヤモンドフォーメーションである可能性が高くなります。
ダイヤモンド・フォーメーションの特徴は、相場がフォーメーションをブレイクした後、フォーメーションの最も広い値幅分をブレイクポイントから進捗してみせる点です。
一旦増大しかかったボラティリティが、何らかの相場の事情・心理で潰された形になっているため、ボラティリティを広げようとしたポテンシャルを保っていることも多く、このポテンシャルエネルギーが一気に噴出すると、場合によってはフォーメーションの最大振幅を超えて大きく進捗を見せるケースもあります。
「ダブル・トップ」や「ヘッド・アンド・ショルダー」の現れる局面で現れることも多いのですが、相場の途中で現れるケースも比較的多いためブレイクの方向は上下どちらもありうると言う見通しを持っておく必要があります。
日経平均 | 28563.33(-258.96) |
TOPIX | 1852.32(-9.68) |
JASDAQ | 184.35(-1.07) |
ダウ平均 | 30960.00(-36.98) |
S&P500 | 3855.36(+13.89) |
NASDAQ | 13635.99(+92.93) |
ドル/円 | 103.743(+0.032) |
FTSE100 | 6638.85(-56.22) |
ハンセン | 29540.81(-618.20) |
サイトからのお知らせは現在ありません。