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酒田罫線系のプライスアクション

トレンド転換の暗示?

プライスアクションのローソク足。

伝統的な線組みパターン①

ピアシング パターン

(英)Piercing Pattern

Piercingは突き刺すと言う意味で、突き刺すパターン(形)つまり、酒田罫線法の差込線の英訳です。

ズバリPiercing Line=差込線と言う英訳名もあります。

足形フォーム

ピアシングパターンは先発バーが陰線、後発バーが陽線の線組みです。

後発バーの始値は先発バーの終値より下で、後発バーの終わり値は先発バーの実体の真ん中より高い価格あたりで引けることで足形が成立します。

更に二つのバーの実体は長いものとされます。

足形出現の予兆

陰線引けだった先発バーより更に弱く寄付いたものが先発バーの寄付きを目指してその実体の上位で引けたということで、買い意欲の強いパターンです。

安値圏や下落トレンドの終盤で出現すると上昇に転じる可能性を示唆します。

プライスアクションでは更に強い予兆を示す足形に近接して発生した場合の参照と言った使い方のフィギュアです。

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ダーククラウド カバー

(英)Dark Cloud Cover

Dark Cloud Coverは黒雲の覆い(被い)のことで、酒田罫線法のかぶせ(被せ)線の英訳です。

足形フォーム

ダーククラウド カバーは先発バーが陽線、後発バーが陰線の線組みです。

後発バーの始値は先発バーの終値より高く、後発バーの終わり値は先発バーの実体の真ん中より安い価格あたりで引けることで足形が成立します。

更に二つのバーの実体は長いものとされます。

足形出現の予兆

買い優位で引けた先発バーを後発バーの相場が打ち消そうとする様な動きで、高値圏や天井付近で出現すると下落に転じる予兆とされる足形です。

プライスアクションではさほど重視される足形とは言えませんが、被せ線は酒田罫線法の足形として有名なので隣接して出現した類似の暗示の確認パターンとして比較的良く参照されます。

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トゥイザーボトム

(英)Tweezer Bottom

Tweezerは日本語のピンセットや毛抜きの事でTweezer Bottomは酒田罫線法の毛抜き底の英訳です。

足形フォーム

トゥイザーボトムは先発バーと後発バーの安値がほぼ同じ値まで伸びている足形です。

二本の下ヒゲがピンセットの先に例えられる形ですが、二つの安値が同じ水準なら一方または両方の安値が実体にあっても足形としては成立します。

足形出現の予兆

トゥイザーボトムは同じ安値を売り手が二度試したところ、二度とも同じラインで買いの圧力に押し戻されたことを示しています。

つまり、その価格水準を買い場とする市場の強い意志があると考えられ、買い意欲が売り圧力に勝って跳ね返した状態です。

このためトゥイザーボトムは下落相場での小反転やトレンド転換など原則として反転睨みの買い予兆とされています。

買い予兆なので後発バーは陽線、さらに言えば終値がバー上端に近い方がより強い上昇を暗示します。

予兆の精度を上げるためには、直近・直前相場の支持線や抵抗線にかかっているかを見てみると言う手もあります。

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トゥイザートップ

(英)Tweezer Top

前項同様にTweezerは日本語のピンセットの事でTweezer Topは酒田罫線法の毛抜き天井の英訳です。

足形フォーム

トゥイザートップは先発バーと後発バーの高値がほぼ同じ値まで伸びている足形です。

二つの高値が同じ水準なら一方または両方の高値が実体にあっても足形としては成立します。

足形出現の予兆

トィウザートップは同じ高値を買い手が二度試し、二度とも同じラインで売りの圧力に押し戻されたことを示しています。

つまりトィウザートップはトィザーボトムの逆位相で売りの予兆です。

二度押し戻された価格水準を抵抗線とする市場の強い意志があると考えられ、そこを限界値としてその後は売り優勢に展開しそうな状態です。

このためトゥイザートップは上昇相場からの反落暗示の売り予兆とされています。

トゥイザーボトムの逆なので、後発バーは陰線、さらに終値がバー下端に近い方がより強い下落のパターンを示します。

またトゥイザーボトムと同様に、直近・直前相場の支持線や抵抗線にかかっていることが確認できれば、そのライン上の他の足形パターンの観察によってはトレンド転換ではなく、抵抗線による一時的反転と見ることも出来、次の再反転に備えることも出来ます。

サプリメント ヒント

このサブテーマの足形一覧的に紹介している頁に出てくるフィギュアバーは昔からキャンドルスティックとして知られていた酒田罫線法の使い方や見方をそのままプライスアクションとして取り上げたような印象のものも多々見受けられます。

プライスアクション法は古い日本の相場で使われていたローソク足見法をタイムフレームも流動性も、また寄り引けの値付けの仕様も違う相場に使えるように改良したものと考えられますが、足形フォームをFXの24時間取引や分足チャートの特徴とも言える前回引け値と今回寄り値が同値となる(傾向の強い)チャートパターンに対応させたことだけを持ってプライスアクションの足形としているものもあるように思えます。

プライスアクションとして示された足形がどのような相場を意識して定義づけされたものかと言う点には配慮が必要です。


サイト内のヒントリンク

  1. 陽線の足形
  2. 陰線の足形

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