上昇相場で現れたら注意すべき酒田罫線「上伸途上の連続タスキ」
一時的な押し目の形で上昇を暗示する足形。
「上伸途上の連続タスキ」は上昇相場で連続して上値を切り上げてくる数本の陽線群の直後に出現した陰線が直前相場にタスキをかけた足形です。
「タスキ」とは直前の陽線の後、その実体に対して安めに寄り付いた陰線が直前陽線の安値以下の引け値となる足形で、二本の足形のはすかい型をタスキを掛けた形状に見立てたものです。
ここで言う「連続」とは連続した陽線群、あるいは切り上げ型の陰陽線群のことで、この連続線群に対して「タスキ線」に見立てられる陽線が出現したと言う意味です。
「買い」のシグナルとされていて、「上伸途上の連続タスキ」は上昇トレンドにおける一時的な押し現象と見なされるようです。
なんらかの明らかな反転材料が見うけられない場合は原則としてトレンド継続と見るのが無難です。
また、こういう足形が現れること自体、市場に思惑が交錯している可能性もあり、明確な追加材料がなければ短期的なエントリーを前提にするのが無難です。
高値感が市場で意識されるようになり売り場ムードになるとこのような足形が現れやすくなります。
つまり売り方の値頃感から売りが入ったものが、同様の心理の参加者を誘い一時的なブームを形成したものと思われます。
値頃感だけを頼りに判断していると、こういう場面で一時的なブームに誘われてついつい乗ってしまうことがあります。
また、値頃感だけに夢中になってエントリーのタイミングを待っていると、大事な材料をいくつも見落として更なる暴騰に巻き込まれると言う事もあります。
日経平均 | 27049.47(+178.20) |
TOPIX | 1907.38(+19.96) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 31236.75(-201.51) |
S&P500 | 3863.33(-36.78) |
NASDAQ | 11331.48(-193.07) |
ドル/円 | 136.19(+0.759) |
FTSE100 | 7323.41(+65.09) |
ハンセン | 22418.97(+189.45) |
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