ローソク足 トレンド転換パターン 底値圏 10の足形

「底値転換パターン」のパターン

「底値転換パターン」は安値圏などにおいて数週間から一ヶ月あまりも停滞した相場が続き、その後に上放れた陽線が発現する形足形です。

「底値転換パターン」の上放れ陽線は底値状の変化に乏しい相場に対してそれぞれギャップを空けた足として出現しています。

「鍋底」の意味は長期間の停滞を何もない空っぽのなべの底に喩えたもので、中身もなく味気なく面白みもない退屈な相場を表した言葉です。

この項目では「上放れ陽線」の下ヒゲは直前足の上ヒゲとは重複しないいわゆるギャップであることが基本と定義しますが、陽線実体レンジの長さなどによってその「放れ」幅は多少前後の罫線のヒゲの部分が重複したものであってもギャップ形成で示されたのと同様の結果となるような場面が往々にしてあると言うことも考慮しておくべきです。

「底値転換パターン」のトレード

「底値転換パターン」は底値圏と思われる相場から上放れて寄り付いた後更に陽線で終わったもので、停滞からの脱出をイメージできる位相です。

従って原則としては「買い目線」と考えられますが、上放れ陽線の値幅や「マド」の空き方によっては、払拭しきれない不安材料が潜んでいる可能性もあり、その後にもう一度「底」が形成されるということも有り得ることなので、直前の揉み合い相場で底を打ったと考えられるとは言え材料や状況を見極める必要のある場面です。

トレンド転換狙いなら、焦らずその模様を一定程度確認した上でトレードに臨むことが望ましいでしょう。

短期的な上昇を狙って思い切ってポジションを持つ場合には、気を抜くことなく短いサイクルでの利食いあるいは損切りを意識しておく必要があります。

「底値転換パターン」の市場心理

停滞相場の後に上放れて陽線が発現したと言う事は弱気相場からの脱出を予感しますが、それまでの停滞が非常に長かったことを考えると上昇に転じたとしても明確なトレンドが直ちに発生するような相場にはならない可能性もあります。

こうした相場ではそれまでの慎重さを長く引きずる可能性もあり、トレンドの発生や上昇も非常にゆっくりと進む可能性があります。

一旦上昇してもその後の停滞や押し目の波をしばらく繰り返しつつトレンドが進捗する可能性もあります。

明確なトレンドの動きが出るまではイレギュラーで一時的な上値さぐりなども起こる可能性があります。

  「底値転換パターン」 ポイント

相場は焦れているので不用意に手を出しそうですが、じっくりとかまえないと痛い目にあう可能性があります。

相場の七割はレンジ相場だとも言われており、トレードを行う限りレンジ相場や、反応の鈍い相場と付き合うメンタルを持つことも必要です。

ともあれ、罫線家たちの経験上、「底値転換パターン」が現れれば、上昇目線ではあると意識され、いずれはその上昇が明確になってくる確率が高い相場であると考えられています。

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