CFDのトレード

資金効率

資金効率の比較は補償金に対して幾らのトレードができるかと言うことでできます。
225miniの証拠金は価格変動の大きさをリスクの基準として計算します。
一方CFDでは価格水準自体の大きさを基準に計算します。
例えば日経平均の水準が10000円として考えると、CFDなら補償金率10%なら1000円の補償金が必要となります。
この時、225miniの価格変動があまり大きくなくて補償金が50000円だとすると、同じ5万円の補償金でいくらの金額をトレードできるのかと言うことになります。
225miniのレバレッジは100倍なので、50000円で現在価格一万円の100倍の百万円を取引できることになります。
この時、CFDでは保証金千円で10000円を取引しているわけですから、補償金が50倍の五万円となると取引額は50倍の50万円となります。
225miniと同様の資金効率で取引しようとすると補償金5%の取扱い業者を選ぶ必要があるわけです。
もし日経平均価格が20000円の水準であれば、価格変動が大きくなければ225miniの証拠金は50000円程度のままと言う可能性がありますが、補償金が価格水準に連動するCFDでは単純に倍の200000円となって資金効率は更に悪化します。

価格自体が低水準で価格変動率が非常に高いような場合を除けば225miniの方がCFDより資金効率は上だと思いますが、東京金融取引所の日経225証拠金取引(くりっく株365)などでは225miniと非常によく似た独自の計算式による証拠金設定になっており、225miniと比較して資金効率では優劣が微妙につけがたいものになっています。

スプレッド

CFDの理解には金利とか配当金の相当分など通常の225先物トレーダーにはあまりなじみのない用語が出てきますが、なかでももっともなじみのない用語がこのスプレッドかもしれません。
鞘取引の鞘は英語では「スプレッド」と言いますし(これは特に紛らわしいかもしれません)、表計算シートは「スプレッドシート」と呼ばれます。
スプレッドは広がりとか幅(値鞘)のことです。
CFDで言うスプレッドは売りの値段と買いの値段が異なるために生まれる値幅(値鞘)のことです。
225先物は取引所のオークション形式で売買されるので売り買いは原則一つの値段ですが、FXなどのCFDでは相対で取引を行うために売りと買いに価格差が生まれるのです。
スプレッドにはいくつかの根拠があるのですが、単純には注文を受けた状態で生まれるリスク(約定までのタイムラグの価格変化など)分の転嫁や取扱い業者の取引手数料の転嫁と考えればよいと思います。
もっと単純化していえば、いわゆる博打場における寺銭に相当するものが取引可能価格に転嫁されていると言うことです。
この、スプレッドの幅はトレードのコストとして重要なものになりますので、会社ごとに提示するルールをよく理解する必要があります。
スプレッドは小さく固定していて別途手数料が必要なものや、スプレッドは適正に見えるけど市場価格の振幅率に応じて大きく変化するもの、変化幅を原則固定するものなどそれぞれまちまちのようです。

  ポイント

よくCFDでは手数料無料と言うような表現をしていますが、そうした表現では実はスプレッドで稼いでいることを故意にあいまいにしているわけです。
また、極端にスプレッドが小さいものも、業者が自分で寺銭ルールを決めるCFDではどこかで巧みに手数料を負担させている可能性があるためにスプレッドの仕組みを詳しく調べる注意が必要です。
また契約数の多さを売りにするような有名な証券会社などでも頻繁にルール変更をしているようなところはあまり説明を鵜呑みにせずに注意深く自分で検討することが必要です。



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・07/27日、東証主体別売買動向表(部門別投資動向)の表記変更について。
     従来「百万円単位」で表記していましたが、視認性をわかり易くするため「億円単位」に変更します。

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