投資ノウハウ用語「トレンド」
相場の値動きの方向・傾向を理解するトレードスキル。
Trend
相場用語で言う「トレンド」とはマーケットの価格が明確な向きを持って一方向に進捗している状態です。
つまりトレンドは市場の価格が上昇状態か下落状態かと言う流れの向きのことで「上昇トレンド」と「下降(下落)トレンド」の二種類があり、そのトレンドの途中には方向感のあまりない「横ばい(中立)」と言う状態もあります。
市場の値動きは大きな波から小さな波までの幾重もの波で形成されています。
このため直近の一週間を見ればトレンドはもみ合っているように見えても一か月程度の波動で見れば下落していたり、更に一年単位のトレンドで観たら上昇していると言ったことが起こります。
ダウ理論では1年超のトレンドを「主要トレンド」とと呼び、更に小さな二次トレンド、小トレンドのそれぞれ複合で相場を説明しますが、そうした相場定義型のパターン分析では長期トレンド、中期トレンド、短期トレンドなどとトレンドをその形成スケールで識別し、現在の相場がそれぞれのスケールのトレンドで見るとどのような状態なのかを見極めることで次の動きの可能性を見ようとします。
「短期のトレンドは上昇しているが、中期長期で見ると下落トレンドにある」と言った表現で期間の違うトレンドで見た現在の状況を判断します。
多くのテクニカルインジケーターはトレンドのある状態を前提に作られているために、相場がトレンドのない状態やトレンドの希薄な状態になると無駄なシグナルや無意味なシグナルを発するようになります。
これは自分の裁量でシグナルを判断する場合も同様で、トレンドの希薄な相場でポジショニングをするのはとても難しいトレードになることがほとんどです。
トレンドの状態を判断する場合、その方向だけでなく勢いの状態も十分理解することが重要です。
日経平均 | 31857.62(-14.90) |
TOPIX | 2323.39(-22.12) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 33507.50(-158.84) |
S&P500 | 4288.05(-11.65) |
NASDAQ | 13219.32(+18.04) |
ドル/円 | 144.642(+0.172) |
FTSE100 | 7608.08(+6.23) |
ハンセン | 17809.66(+436.63) |
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