投資ノウハウ用語「サポートライン」
下落トレンド、下降値動きの休止点を理解するトレードスキル。
(英)Support Line
チャートでは一定の下落を見せた時に何度も同じラインで押し上げられるような動きを良く現れますが、こうしたポイントではそれ以上の値動きに対して市場心理が抵抗感を示していると考えられます。
市場は経済環境の動きを受けて、大中小の振幅(上下動)をそれぞれ繰り返しながら更なる方向を探っているものなので、そこに投資家の心理が加われば振幅の上限や下限に一定の傾向やバイアスが見られるようになります。
このようにして形成されるラインのうち、上昇トレンドを押し戻すものをレジスタンス・ライン(抵抗線)と呼び、下落トレンドを押し上げようとするようなラインをサポート・ライン(支持線)と呼びます。
テクニカル・インジケータには自分でその都度サンプル範囲を設定する必要があるタイプのものがあります。
それらのパラメータをアジャストする上ではサポートラインやレジスタンスラインを読み取ることは大事な作業です。
特徴的で値動きに対してきちんと機能しているレンジラインにインジケータのパラメータをアジャストすることでインジケータにより有益なシグナルを発生させることも出来ます。
サポート・ラインやレジスタンス・ラインの重要性はこれらを意識することで過去の相場から投資のタイミングを探ると言ったテクニカルの目的がよりわかりやすくなるからです。
こうした見方が身につくと近い将来のレンジや値動きはある程度つかめるようになるものです。
また、市場の抵抗感や様子見の心理で形成されるラインに市場価格が押し戻されたり抜けてゆく様子が感覚的につかめるようになると、その先のトレンドの変化もある程度予見できるようになります。
レジスタンス・ラインは新しい相場のサポート・ラインとなる、あるいは逆にサポート・ラインが次のトレンドのレジスタンス・ラインになると言ったことが頻繁に起こります。
これはそのラインの抵抗感が上向きとか下向きとか言った特定の方向性を持っているわけではなく、そこを「節目」として単に市場に意識されていると言うことです。
それらを「節目」として捉えることで、新しく形成される相場において、一つ前の相場でブレイクアウトされたラインが市場心理的に依然として意味を持っていることが理解できると思います。
日経平均 | 31857.62(-14.90) |
TOPIX | 2323.39(-22.12) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 33507.50(-158.84) |
S&P500 | 4288.05(-11.65) |
NASDAQ | 13219.32(+18.04) |
ドル/円 | 144.642(+0.172) |
FTSE100 | 7608.08(+6.23) |
ハンセン | 17809.66(+436.63) |
ただいま、休日メンテナンス中です。
※一部に不具合が起こることがあります。