投資ノウハウ用語「チャネルライン」
相場のポテンシャル確認スキル。
(英)Channnel Line
テクニカル分析で言う「チャネル」は帯域と言うような意味で使われており、「ボリンジャーバンド」の「バンド」と同じような意味で使われます。
チャネル・ラインは通常レンジ下値側に引くトレンド・ラインに対して、上値側にもそれと同様なラインを引くことで両方のラインで一定の帯を描くものです。
二本のラインが平行に近い形になる時、価格の振幅はこの帯域のなかで推移すると考えます。
もし、実際の値動きが平行なチャネルラインを描けるような状態にある時、この帯域の存在を確認してトレードを行うことができます。
この帯域内を当面の価格が推移すると仮定すると、帯域から価格がはみ出せはそれまでの動きから見てイレギュラーな状態になっていて仕掛けるべき方向性が出たと考えることが出来ます。
帯域のトレンド方向のブレイクをもってイレギュラーとみなす方法とは逆に、価格レンジがチャネル・ラインにぜんぜん到達できなかった場合、そのパターンをしてトレンドが崩れかかっている前兆と見なすことのできるケースもあり、こちらも仕掛けるべき方向性の発生を暗示します。
但し、これはかなり明瞭なパターンが見て取れる場合に限られます。
帯域の示すトレンド側につまりチャネル・ライン側にブレイクがあった場合、新たにチャネル・ラインと平行にトレンド・ラインを引き直してゆきます。
これで上昇トレンドが加速している状況が把握できます。
またこれとは逆に急激な上昇中にトレンドライン側つまり下値側に小さいブレイクがあった場合にはトレンド継続ながらも勢いの弱まったチャネルを引きなおすことで、トレンドの鈍化を確認することもできます。
原則としてチャネル・ラインでの投資判断は短期的なポジショニングを前提として組み立てるべきものです。
つまり、長期的なトレンドを捉える指標としては機能しないケースが多いと言えます。
日経平均 | 26739.03(+336.19) |
TOPIX | 1877.37(+17.29) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 31261.90(+8.77) |
S&P500 | 3901.36(+0.57) |
NASDAQ | 11354.61(-33.87) |
ドル/円 | 127.913(+0.117) |
FTSE100 | 7389.98(+87.24) |
ハンセン | 20717.24(+596.56) |
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