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スーパー ボリンジャー バンドとは

(英)Super Bollinger Bands


投資WEBセミナー講師の柾木利彦と言う人が考案したテクニカル指標です。 移動平均の上下に1σ、2σ、3σの三組のバンドを描いたボリンジャーバンドに一目均衡表の遅行スパンを組み合わせたインジケータで、指標自体の計算式は非常にシンプルです。 オリジナルの設定では、移動平均及び標準偏差の標本数と遅行スパンの遅行本数は21本が使われているようです。 ボリンジャーバンドと同様に単純移動平均とその上下に標準偏差値を加減した計三本のラインをまず引きます。 さらに標準偏差値を二倍したものと三倍したものを同様に移動平均値に加減したラインを追記します。 この三重(六本)のバンドに終値の折れ線チャートをそのまま21日過去にずらした遅行スパンを描きます。 見方は一目均衡表と同じように遅行スパンと移動平均、三本のバンドの位置関係から相場のトレンドや勢いを計るもので、この点はボリンジャーバンドの使い方とはかなり違います。 遅行スパンとバンドの各ラインを見ると言う事は、現在価格あるいは直近価格と21日前のMA、1σ、2σ、3σの関係を見ると言う事と同じになります。 つまり過去のボリンジャーバンドでは現在値はどのような水準にあるかと言う見方をします。 これは一目均衡表の遅行スパンと同様に、21日前の相場が示したテクニカルな位相に対して現在の値動きは上昇しているか、下降しているか、その上昇幅や加工幅、また勢いはどうか…、と言った要素を検討することで現在のトレンドやこの先の展望、相場の勢いを見ることが出来ると言う考え方です。 また21と言う標本数は、相場のパターンの類型上導き出すことのできた「日柄」つまりサイクルから導きだしたものと思われます。 上昇相場 センターラインが上向きで、下記の状態の時は、弱い上昇相場を意味しています。 ローソク足の終値がセンターラインと+1σの間にいる時 ローソク足の終値がセンターラインと-1σの間にいる時 ローソク足の終値が-1σと-2σの間にいる時 下記の状態の時は、巡航速度の上昇相場を意味しています。 ローソク足の終値が+1σと+2σの間にいる時 下記の状態の時は、強い上昇相場を意味しています。 ローソク足の終値が+2σよりも上にいる時 下降相場 下降相場の時は、逆に考えます。 センターラインが下向きで、下記の状態の時は、弱い下降相場を意味しています。 ローソク足の終値がセンターラインと-1σの間にいる時 ローソク足の終値がセンターラインと+1σの間にいる時 ローソク足の終値が+1σと+2σの間にいる時 下記の状態の時は、巡航速度の上昇相場を意味しています。 ローソク足の終値が-1σと-2σの間にいる時 下記の状態の時は、強い上昇相場を意味しています。 ローソク足の終値が-2σよりも上にいる時 また、バンドの幅が拡大している時は、トレンド性が強まる傾向にあり、バンド幅が縮小している時は、トレンド性が弱まる傾向にあります。 スーパーボリンジャーバンドの遅行スパン ボリンジャーバンドとの大きな違いは、遅行スパンがあることです。 遅行スパンとローソク足の位置関係で、相場のトレンドが明確になります。 image20 遅行スパンがローソク足の上にいる時は買い優勢の上昇トレンド、下にいる時は売り優勢の下降トレンドになります。 ローソク足の下に位置していた遅行スパンが、ローソク足を上抜いた時を陽転と言い、下降トレンドが上昇トレンドに変わったことを表します。 逆にローソク足の上に位置していた遅行スパンが、ローソク足を下抜いた時を陰転と言い、上昇トレンドが下降トレンドに変わったことを表します。 遅行スパンとσラインの位置関係 遅行スパンとσラインの位置関係でトレンドの強さを見ることもできます。 image21 陽転した後に、遅行スパンが+2σの上にある時は、強い上昇トレンドを表しています。 陰転した後に、遅行スパンが-2σの下にある時は、強い下降トレンドを表しています。 ただし、シグナルの見方は、ボリンジャーバンドとは大きく異なり、真ん中の21日移動平均線(青色)と、21日遅行線(黄色)の2つのラインとの関係性を基本とします。 青の線が右肩上がり、かつ黄色の線がロウソク足の上にある時:買い戦略が基本 青の線が右肩下がり、かつ黄色の線がロウソク足の下にある時:売り戦略が基本 スーパーボリンジャーはスパンモデルとセットが基本 ただし、発案者である柾木利彦氏いわく、あくまでスーパーボリンジャーは相場の大きな流れ、トレンドを見るためのものであり、売買タイミングを計るための指標ではない、そうです。 売買タイミングはスパンモデルで見るのが基本的な使い方になります。 スパンモデルの基本的な見方・使い方 勿論、ボリンジャーバンドと同じく、各±σバンドの収束具合や価格との距離加減も相場判断の基準となり得ます。 ボリンジャーバンドの基本的な見方・使い方 ボリンジャーバンド的な使い方に加え、上記の青と黄色の2つの線の関係性にも着目することで、様々な相場で臨機応変に相場の流れを読み取ることができるのだとか。 マーフィーさんは「大局観=相場の大きな流れ」「現在の買いと売りの勢いの差」「実際に買いか売りか」を、自作の2つの指標で判断されるそうですが、スーパーボリンジャーは、前者の2つ「大局観と現在のトレンド」を見るためのもの、と言え、実際に買い(売り)エントリーや、損切り、利食いのタイミングはスパンモデルで判断しているとのことです。 トレードルールはシンプルでなければ意味がない、というのは、マーフィーさんの言葉で、ゆえに見るポイントも相場の見方もシンプル。 現在は以下のポイントを見るだけで相場判断が可能だそうです。 価格がσラインのどの間ににあるか バンドは広がってきているのか狭まってきているのか 移動平均線(青色)の向き 遅行線と価格との上下関係 遅行線がσラインのどの間にあるか 価格と遅行線とσラインの位置関係(どの並びか) ちなみにスーパーボリンジャーとスパンモデルは以下のFX業者の取引ツールに標準搭載されています。


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