ペンタゴンチャート 押えの知識四要

ペンタゴンチャートとは

(英)Pentagon Chart


ペンタゴンチャートとは価格チャート上に正五角形を描いて行うチャート分析手法です。

何故、正五角形かと言うと、正五角形の五つの線とそれぞれの対角線の比率が0.618と言うところがその理由です。

0.168は黄金比、1:1.168の差分です。

また、この数値は投資の世界では非常に人気のあるフィボナッチ数列比率の差分と同じです。


 フィボナッチ数列

フィボナッチ数列比率は価格変動や相場のサイクルの説明にあてはまるケースが多いことから、投資の世界では多くのトレーダーの手法として用いられており、黄金比はそのフィボナッチ数列比率の中の一つと同じ数値と言うことでペンタゴンチャートでもその比率の持つ信頼性が反映されていると思われます。

このフィボナッチ数列比率は多くの専業トレーダーが行っているライントレード(市場の意識する抵抗線や支持線を分析する投資手法でペンタゴンチャート同様のチャート分析手法の一つ)でも押し目や戻り目、利食い損切りポイントなどを割り出す目安として頻繁に用いられています。

ペンタゴンチャートはこの黄金比・フィボナッチ数列比率の差分である0.618と言う比率を正五角形を用いてチャート上に投影し、その描くアングルからチャートの方向や勢いを判断しようとするものです。


 正五角形の対角線の比率

五角形の対角線は五芒星を描きますが、正五角形の各辺と五芒星を描く対角線の比率は1:0.618(対角線:1辺)です。
正五角形の辺と対角線の五芒星が描く複数の二等辺三角形は、どれもその底辺と斜辺が1:0.618の関係にあります。

以上の正五角形の特徴から五辺(Pentagon)と対角線(五芒星)からなるアングルを価格チャート上に描いてみたらどうなるか…と言う発想が生まれたようです。

ペンタゴンチャートの描画

A点~E点が頂点、
F点~J点が交点、
G点が中心点、とそれぞれ呼ばれます。

B~E:B~A = 1:0.618
B~E:B~J = 1:0.618
B~J:B~F = 1:0.618
A~B:A~F = 1:0.618
A~F:F~J = 1:0.618

任意の相場(通常はトレンド転換点などの相場の節目が使われます)の値動きの動きに合わせて五辺や対角線にその動きが接近するようにペンタゴンを描きます。

最初のペンタゴンチャートから値動きに合わせて同様のアングルを値動き方向に描いてゆくわけですが、五角形の中央より右側の辺か底辺のいずれかに隣接する位置が描画候補になります。

値動きに合わせてどの位置に次のペンタゴンチャートを描けば有効に機能するかを見極めながら次の場所を選択します。


 描画の注意点

五角形のアングルは時間の経過に従って、右側に書き足すルールですが、もし新しく描いたアングルに価格を記入したところ直後に価格が急落したりして、やむを得ず左下辺方向に書き足すようなことがあった場合は、そのペンタゴンチャートに問題があると考えます。

そう言う場合は、最初に描いたペンタゴンチャートの位置や大きさを見直すと言うのが描画の基本ルールです。

ペンタゴンチャートと実際の価格の相関性

選択したペンタゴンチャートの範囲が適切なものであれば、そこに投影される値動きは以下のような傾向を示すとされています。

  1. A~Kの各点に吸い寄せられるような動きをする。
  2. 各点に近づくと値動きはそれまでの方向性が変化する場合が多い。
  3. 各辺や対角線に沿うように動くことが多い。
  4. 各辺や対角線が抵抗線や支持線のように働くこともある。

  ポイント

ペンタゴンチャートではチャートと価格動の相関する(と考えられる)性質を利用して、将来価格の候補を予想・検討します。

主に直近将来の価格の動きを予想する材料として用いるものですが、あくまでも相関性は傾向であって高確率でそのようになると言った類の指標ではない点に注意が必要です。

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