ライン トレード 押えの知識五要

ライントレードとは

(英)Line Trade


ライントレードは市場の意識している抵抗値や支持値と言った価格帯を見極めてその帯域に直線を引き、そうしたラインには将来の価格の多くも過去と同様に反応する傾向が高いと言う経験則をもとにトレードを行う手法です。

良く知られたライントレードは原則として水平に引いた幾本ものラインで抵抗値や支持値、目標値などを検討すると言うものですが、斜線のトレンドラインや放射線上のアングルラインなどを併用する場合もあります。

ラインの引き方


直近過去のピークやボトム、抵抗線や支持線に(将来の)価格が近づいてくると、そこをすんなりと抜けると言う事はあまりなく、大抵の場合価格の変動は一旦様子を見るような動きをします。

また、過去の特徴的なレンジの中にフィボナッチ比率を元に引いたラインに対しても値動きが同様の反応を見せることも多々あります。

ライントレードではこのような価格の小休止や反転、押し目、戻り目的な動きの中にエントリーポイントを見つけてゆきます。


直近過去のシンボリックな価格帯でもレンジ内にフィボナッチ比率などを元にして引いたライン出もないところで頻繁に停滞や反発が起こる場合には、まず理由があると考えられます。

例えばそれは時間外取引で大口の投資家が付けた特徴的な値段に反応していたりするのですが、そう言うものを見ぬくには一定の経験が必要です。

つまり精度の高いラインを引くにはそれなりの経験や相場観が必要ですが、今はマニュアルに沿ったラインならソフトウェアで自動的にチャート上に描かれるようなものも多くあります。

ただし、チャート上に引かれたラインは市場心理の意識している価格帯だと言う事を考えると制度と言う意味ではソフトウェアに頼るより知識と感覚を磨く方が有利であると思います。

人気の高い指標と人気の高い価格帯

フィボナッチが良く当たるのは、その数字に意味があると言うより、多くのトレーダーが意味があると感じて意識している、あるいは「市場に意識されている価格として意識している」と言う要素が強いように思えます。

フィボナッチと共に人気の高いピボットやジグザグも事情は同様です。

海外の投資家はピボットが好きなので、ピボットをかなり意識しているらく、日本のプロのトレーダーの間でもピボットはわりと良く当たると言われているのは、そうした日本市場に参加している海外のトレーダーの反応によるものかもしれません。

ダウ理論(定義)やグランビルの法則(定義)・移動平均法などが示すポイントで反応が起こりやすいのも事情は同様、つまり市場参加者の人気が高いからです。

直近過去の高値・安値のポイント、更に過去にさかのぼって見た特に特徴的な高値や安値なども、そう言うものを意識するトレーダーの心理によるものが大きく、そのために高値安値も意識の対象としては人気が高いと言えます。

怪しいラインを意識する

先に述べたように時間外などの一般投資家にはなじみの薄い相場で付いた値段を大口が意識しているために、気づきにくい謎めいたラインでわりと明確な抵抗などが起こっている可能性があります。

そうした、怪しいラインを経験で見つけられるようになり、更にその理由を探ると言う作業が、他の一般投資家より有利で、安定感の高いトレードに結びつくこともあります。

例えば機関投資家による運用の場合、ディーラーは資金委託元の顧客への説明材料・言い訳のネタ(何故その価格で掴んだかと言う説明)と言うものを意識しつつトレードを行っています。

ここで、顧客への説明材料として一般的に用いられているのがVWAPです。
つまりVWAPを基準にしてそれより安く買うと言う方法は機関投資家には顧客への説明材料として人気があるわけです。

機関投資家はVWAPを基準に注文を行うので、VWAPを見ながら出来高などから大口の注文かどうかを探り、そのように見えたらラインを引いてみると言う方法もあります。

  ポイント

ライントレードは気になる価格帯にラインを引くことで、多くの市場参加者が市場心理として形成したコンセンサスのような反転ポイントを探ると言う作業であり、ライントレードとはこの市場に意識されている価格帯を見つけ、そこで起こる抵抗と支持の描く反発の仕方をフィーリングとして身に付けてゆく手法です。

このため、ライントレードでは、やたらに難しい理屈を捏ねて自分独自の見つけた「秘数」による価格ラインを使うと言うような作業はあまり意味のないことが多く、広く意識されているポピュラーなもの、人気の高いもの、シンプルなものからラインを引いてみて、更に目の前に現れた怪しいラインを検証してゆくと言う事が基本になります。


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