実践相場格言717句

 常弱気、損とく知らぬ大たわけ、貧乏神の氏子たるらむ

慈雲斎・牛田権三郎の三猿金泉秘録にある格言です。
弱気相場(下降トレンド)への反転をいつも警戒して、素直に強気相場に乗れないような了見の人のことを言っているのではないかと思います。
反転リスクのようなものに過剰に捕らわれて、大事なトレードに制約がかかっているような状態です。
こういうトレードでは大した利益を見ることもなく、その分大きな損失を見ることもないかもしれませんが、トレーダーとしてはどちらも一人前になるためには体得すべき通過儀礼です。
「貧乏神の氏子たるらむ」とは(そう言う反転恐怖症の人はきっと)貧乏教の信者に違いないと言ったニュアンスでしょう。
落語に「ケチの国からケチを広げるために日本にやってきたような人」と言うフレーズがありますが、リスク恐怖症のぬぐいきれない人や極度に消極的な思考で売買を行おうとしているような人は、貧乏の国からいったい何をするために相場の世界にやってきたんだろう?と言う気もします。

 五十音順 前後の格言

 一寸待て、飛びつき買いと狼狽売り

私もヤフオクでは飛びつき買いでよくしくじるので、それはいけないことだとは分かっています。 たぶんここで入れないと儲けそ…(続きを読む)

 つかぬはやめよ

ツキに見放されているようなトレードだと感じたら、いったん撤退して良い相場の出現を待つのが良いと言う事です。 そういう時…(続きを読む)

 月ならば十三夜、七八分にて止むべし

十五夜の満月よりも少しかけた月に趣を見出すように、利食いも「程よいところが美味しい」と言う気持ちを育てるのが大切だと言…(続きを読む)

 月の八日に物買うな

いわゆるアノマリーの一つだと思います。 毎月十日前後は傾向として消費が停滞するそうですが、相場ではそれに対する明確な傾…(続きを読む)

 月夜に釜を抜かれることなかれ

今は照明のおかげで夜の闇と言うものがなかなかイメージしにくくなっていますが、電気やがガス灯のない時代では月夜と闇夜では…(続きを読む)

 強気相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成長し、幸福の中で消えていく。

上昇相場の成長過程を文章化したものですが、それぞれに市場心理があると言うことが本題だと思います。 どんな場面もその相場…(続きを読む)

 強気も弱気も株で儲けることができる。しかし、欲張りは駄目だ

強気はブル、弱気はベア、よくばりはホッグと言う事で英語では語呂の良い格言だと思います。 ブルベアは相場用語ですが、ホッ…(続きを読む)

 強気に包まれて上がらざるは、暴落近し

ここで言う「強気」とは相場を押し上げそうな要因やムードのことです。 ムードは良いのにそれに伴った動きが見えない場合、「…(続きを読む)

 連れが出来たら儲からない

孤独に相場をやっている人なら思わずニヤリとするかもしれないような格言です。 実際にそう言う経験をしてなくても連れが有っ…(続きを読む)

 手仕舞いは脱兎のごとく

草食動物は捕食者から命がけで一目散に逃げます。 相場は利益を生んでいる時は良いかもしれませんが、豹変するとある意味捕食…(続きを読む)

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