実践相場格言717句

 高値おぼえ、安値おぼえ

相場は日々様相を変えていますし、目に見えぬところで思わぬ変化を経て、実はそれまでの相場とは性質の変わったものになっていたと言う事もしばしばです。
投資家は特徴的な価格水準を検討して次の目標を決めているケースが多いのですが、そうした作業で現在の相場の様子を解釈したものが、やや実情より遅れて脳内で更新される傾向があります。
そこには自分自身の相場解釈へのこだわりが尾を引いているケースもあるのですが、テクニカル指標のタイムラグのように参照している資料や計算式に由来する遅延もあります。
こうした相場印象をリセットしようとする時にもっとも厄介なのが、自分に都合の良い相場や利益の出ている相場の時に抱いてしまった印象のリセットです。
こういう時は、演歌のような未練が気持ちに付きまといます。 明らかな様相の変位や、あるいは利益が損失に変わればリセットできますが、うわべの相場の表情に変化が認められなかったり、あるいは投資自体がまだ上手くいっているように思える印象がある限り未練は捨てきれません。
重要なのは、その「高値おぼえ安値おぼえ」の中の「未練」と言うものにに気付くことです。

 五十音順 前後の格言

 卵が生まれるまで卵を買うな

まだ手の上に乗せてみることができないようなものに期待だけで慌てて手を出すことはないと言う事です。 鶏なら毎日卵を産むの…(続きを読む)

 卵を一つのかごに盛るな

直近の水準に照らして相当な割安感が出てきたからと言って、そこをチャンスと見て一気に全資金で買い注文を入れたら、まもなく…(続きを読む)

 大利を得んとする時は小利を争うなかれ

利益を得ようとするには、どういう利益を得たいのかと言う目標設定が必要です。 それが明確かつ具体的であればあるほど、その…(続きを読む)

 倒るるごとに起つ人はついに倒れざる人となるべし

大きな失敗をリセットして立ち直ると言うのは実は大変なことです。 メンタルの回復、資金の回復、手法の再構築、など立ち直る…(続きを読む)

 高下駄はいて米買うな

高下駄は雨の日に水たまりの水の侵入や泥はねを受けないために利用した歯の長い下駄だそうです。 昔の米相場では雨の日は相場…(続きを読む)

 高安の理は空理なり

「高安の理」とは価格変動のカラクリと言うことですが、相場の原理を考えすぎても意味がないと言う事でしょう。 「空」は空し…(続きを読む)

 戦いて勝は易く、守りて勝ちは難し

兵法の言葉のようですが、甲乙つけがたい両軍が正面衝突した場合その勝率予想は50%でしょうから、「戦いて勝は易い」は矛盾し…(続きを読む)

 戦わざる者は勝たず

リスクや損失を過剰に気にして勝負を避けてばかりいてはいずれジリ貧になることは明らかです。 勝負を気持ちで遠避けている限…(続きを読む)

 正しい判断は絶望の中から生まれる

絶望した状態で行う判断がもっとも正しい…と言う事ではありません。 人間は絶望の淵にあってはろくなことは考えいないはずです…(続きを読む)

 建玉に囚われることなかれ

普段比較的冷静に相場を見ている人でも一たびポジションを持てば、途端にあれこれ考え始めたりします。 損失への心配や、利益…(続きを読む)

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