実践相場格言717句

 普通のトレーダーは、ウォール街に来ると多くの人に相場観を聞きたがる。しかし、大半は尋ねている本人より知識はない。

今の取引はコンピュータ相手ですが、昔は取引所で直接行っていたため、ウォール街では日々参加者同士が顔を合わせたものと思われます。
相場に参加する人同士の情報交換と言っても良く言われるように90%以上の投資家がやがて撤退する運命にある人達なら、よほどの幸運がないと有益な知識を持った人に巡り合えないかもしれません。
つまり大半は有象無象のような人たちだからせいぜい分かったような気持ちになれる程度の話を拾うえるのが精一杯だろう…と言うようなニュアンスがこの格言のメインでしょう。
ただ本当にある程度の知識や技量を持ってそれなりの利益を上げている人たちも相当数いるわけで、そういう人たちの事も織り込めば次の二つの可能性も考えられます。
まず、本当に利益の上げ方を知っている人が簡単にその方法を相場で知り合った人に伝授するだろうかと言う事です。
皆が直接ウォール街で日々顔を合わせる可能性を持った人たちなら、それがあっという間に取引所やその周辺に流れると警戒して気持ちにプロテクトをかけるのが普通でしょう。
もう一つの可能性としては、運よく「利益を上げている気前の良い投資家」と知り合えた場合ですが、それがデルバート・ギャンのような情報商材の販売業者でない限り自分のノウハウを言葉にしておいそれと相手に伝授するテクニックを持っていないのではないかと言う事です。
テクニカル分析のような共通語的な部分を除けば投資法、特にテープリーディングなどは非常に私的な技法です。
またテクニカル的なパターン分析で相場を読んでいる人が、それを伝えようとしても、実績と経験を積んだ人ならそれが言葉では容易に伝えられないことを知っているはずです。
更に相手に一定の相場観がなければその伝授はかなり難しいことです。
そう言う事からやたらに人の手法を尋ねて趣味的に収集してみたところであまり得られるものはないと言う事になるかと思います。

 五十音順 前後の格言

 吹き値待ちに吹き値なし

「吹き値」とはたいした材料も伴なわずに勝手に株価が急騰するような状態です。 「吹き値待ち」とは迂闊に買い建てした後に相…(続きを読む)

 覆水盆に返らず

八十歳を過ぎてから周の文王に見出され一国の大臣にまで大出世した太公望を見て、釣りばかりしていた貧乏時代に愛想を尽かして…(続きを読む)

 不時には向かうべし

不時とはイレギュラーな急変の事です。 「向う」とは江戸時代の相場では逆張りの事を指したらしいので、「急変には逆張りを」…(続きを読む)

 不時に向え

最近はアルゴリズム取引などで価格が急に変な動きをして、しばらくすると何事もなかったような値動きに戻ると言うような光景を…(続きを読む)

 不時の長くこたゆることなし、必ず驚くべからず

おぼれかけた経験があればわかると思いますが、恐怖からパニック状態になると人は無駄に暴れて水を飲んだりエネルギーを消費し…(続きを読む)

 二日新甫は荒れる

不思議な格言ですが、月の一日が休場で二日から開く相場は荒れるそうです。 新甫と言うのは正米市場(商品現物市場)の新たに…(続きを読む)

 不手合いで金が減ったと悔やむなよ、預けてあると思や済むなり

よくパチンコに負けた時にパチンコ屋には金を預けてあるだけだという人がいますが、授業料を払ったと言う了見なら有りと言う気…(続きを読む)

 ふところに、金をたやさぬ覚悟せよ、金は米釣る餌と知るべし

釣りの餌は付け替える度に確実に減って行きますから残りの状況は把握しやすいし、そう言うものだから餌の準備も比較的意図し管…(続きを読む)

 踏み上げは売り

踏み上げとは信用相場の上昇場面で売り玉を持つ人が次々に「損失覚悟の買戻し」をしだすとそれによって株価が上がってゆく状況…(続きを読む)

 踏み出し第一

踏み出し(仕掛け)が結果の成否を左右すると言う意味です。 機関投資家はVWAPを基準に注文を入れると出資者への言い訳が立つ…(続きを読む)

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