実践相場格言717句

 売りたい強気、買いたい弱気

上方落語を聞いていると堂島の米相場師には「ツヨキ(強気相場専門のトレーダー)」と「ヨワキ(弱気相場専門のトレーダー)」の二種類の相場師がいたらしいことが伺える噺がいくつかあります。
「米揚げイカキ」ではツヨキの相場師が上がると言う言葉に喜ぶさまが噺になっており、その専業性の確立していたことが伺われます。
「ツヨキ」は最終目的はそれを高く売ることにありますが、まずはそのために安く買うことを目指します。
つまり、ツヨキは上昇すると見立てた相場にあって、安い買値を探ると言うある意味矛盾しているような行為を行っているために本音では高く「売れる」と考えているにもかかわらず、その口からはまず安く買いたいと言う条件をクリアするための悲観的な情報が市場に流されます。
もちろんこれはヨワキにも同様に当てはまります。
市場にはそうしたいろんな情報が飛び交っているので、その情報の裏(二面性)を見るためにそれらの背景にある思惑の解釈も必要だと言う事でしょう。

 五十音順 前後の格言

 売り買い休め

売り買いの単調なトレードに憑りつかれたようになってくるとやがてスランプに陥ることになると言う事だと思います。 市場的に…(続きを読む)

 売り買いを一度にするは無分別、二度に買うべし、二度に売るべし

資金管理と心の余裕について言っている格言だと思います。 ここがチャンスだと思っても、その自分の見立てを鵜呑みにせずに、…(続きを読む)

 売り難きところが下がり、買い難きところが上がると知るべし

自分から見て売りにくい場面、つまり買い手がいなくなった場面の相場は間もなく下落し、逆に自分から見て買いにくい場面である…(続きを読む)

 売り方は水鳥の羽音にも怯える

これは流動性の低い相場でポジションを建てるとその決済時に(タイミングによって)受け手がいない可能性がある恐怖心を言った…(続きを読む)

 売り損ないの後悔は苦痛

「売りそこない」とはせっかく含み益が乗った玉を、欲張りが過ぎて売り惜しみしているうちに相場の反転に引っかかって損失を出…(続きを読む)

 売りは迅速、買いは悠然

これが株の格言なら売りはエグジット、買いはエントリーと言う事になります。 エントリーの際は慌てて飛びつくと痛い目に合う…(続きを読む)

 売りは早かれ、買いは遅かれ

上げ相場は買い手がつくるもので、予兆や材料を見せながら行きつ戻りつ比較的ゆっくりと上昇してゆくものですが、下げ相場と言…(続きを読む)

 売り落城の高峠、阿呆になりて売りの種まけ

急激な上昇があると売りポジションを持っているトレーダーもついに諦めて踏み上げ=つまり損失覚悟の返済買い注文を入れてくる…(続きを読む)

 売れば二上がり、買や三下がり、切ってしまえば本調子

売れば値上がりし、買えば値下がりする、つまり思惑が外れた状態です。 こういう時に何とかしようとしても外れた思惑に対する…(続きを読む)

 売るべし売るべからず

「売るべし売るべからず」の「売るべし」は市場が今が売り時だと騒いでいる状態です。 一方で「売るべからず」と言っているの…(続きを読む)

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