実践相場格言717句

 いかに待つかを知ること―それこそ成功の秘訣

ある歴史番組で「鳴くまで待とう」は信長で、「殺してしまえ」は性格的には家康だと言っていましたが、信長が常にトップとして生きたのに対して、家康の方は人質だったり、援軍だったり、閣僚だったりと常にトップに対しては控えているべき立場であったことを考えると、この説は納得できるものです。
家康は基本的に自分の立場を受け入れることが出来ればよかったのに対して、信長は最高決済者としての忍耐の本当の意味を知っていたと思えるからです。
信長を見ているとその戦略には忍耐と自制が効いていて、決して強引ではなく、だからこそ、それまで誰にも成し遂げられなかった下剋上からの畿内平定が出来たのだと思えます。
信長は非常に合理的な人物だと評価されていますが、信長にとって待つことは無駄を避けると言うことに尽きると思います。
チャンスを楽しみに待っていたからこそ言われている激しい性格の信長が十分に納得して待てたのでしょう。
その待ち方も、何らかの事情や情緒から崩れるようなものではなく、冷静さを失った時のリスクも理解していたと思われます。
本能寺の変は中四国北陸のカタがつく前に、家康をたいそうにもてなし、その最中に、光秀を不用意に動かすと言う信長らしくない「待つことを怠った並行決済」の際に起こったとも考えられます。

 五十音順 前後の格言

 当たるも相場、当たらぬも相場

打率三割の首位打者と言えども残りの七割近くは失敗しています。 つまり首位打者と言えども大多数の打席で苦い思いを繰り返し…(続きを読む)

 アナリストの説明できない相場がおもしろい

アナリストに説明できる相場がどれほどあるのかと言う事もボヤキたいのですが、それはさておき、これはアナリストが説明に苦慮…(続きを読む)

 危ない橋も一度は渡れ

無分別に危険な投資を行えと言う意味ではないでしょう。 相場は常にリスクと背中合わせの世界です。 安全策ばかりをとっていて…(続きを読む)

 余り物に値なし

供給が需要を超えたものには買い手がつかないと言う意味です。 もちろん当たり前のことですが、相場は需給のバランスにいずれ…(続きを読む)

 余る余るは足らぬの始まり

モノ余りになってくると生産は制限され、消費の方にも無駄な消費がでることでやがて余ったものが不足する傾向があると言われて…(続きを読む)

 生き馬の目を抜く

「生き馬の目を抜く」とは普通に活動している馬の目ん玉を抜き取れるほどの早業のことで、油断のならない様の事だそうです。 …(続きを読む)

 行き過ぎもまた相場

相場の値動きは新体操のリボンのようなものです。 スティックはもう反転しているのに、リボンは勢い余って余計なところまで流…(続きを読む)

 幾回敗れるも、断じて我が成功を疑うこと勿れ

成功を信じると言うのは、ただ単に成功を祈るとか思い描くというのとは違う意味だと思います。 強い願望とその願望を動機とす…(続きを読む)

 陰極まれば陽転す

「どんなに悲しい涙でも、いつかは乾く時がくる」 これは漫才師のミヤコ喋々の「夫婦善哉」の言葉で、如何なる悲嘆であろうと…(続きを読む)

 陰の極に買いの機あり

「底を打つ」と言いますが、相場の歴史や道理から言っても、もし「底を打った」ならもうあとは上がるしかありません。 それが…(続きを読む)

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