大欲は無欲に通ず

大きな欲望を持てる人は、何が何でもその欲望を果たしたいと言う衝動を強く持っています。

衝動は大きければ大きいほど、目的がはっきりしており、少々のことを我慢してでもその衝動を果たそうとできるものです。

また、大きな衝動は遠くの目標をしっかり見据えているものなので、生活や見栄に伴う必需を平気で犠牲にできたりします。

欲望は大きくて明確なほど、こだわりを捨てた無欲な心の部分も広がるものです。

強い欲望を持つには、どうしてもそれを手に入れてみせると言う強い衝動を持つ必要があるのです。

相場においても何が何でも利益を手に入れるには目先の衝動や安易な欲望に左右されないような明確で強い利益への衝動を持つ必要があります。

そう言う強くて卓越した欲望の境地は「卓越した無欲の境地」に通じます。