ワイルダーの「アダムセオリ」と言う本の中で自分の手法に一定の自信を持っている投資家が急落する相場を前にいつまでも「そんなはずはない」「自分の見立てとは違う」「相場が間違っている」などと頑ななこだわりと根拠のない期待値から反転の可能性を語っている横で、あどけない少女(エレナではなく、ヒアナウと言うわざとらしい名前)がありのままのチャートを見て、この急落にどうしてパパは気づかないのと訴えかけるエピソードがあります。
主観的な解釈より、客観的な事実が優先すると言ういわば当たり前の話ですが、これは分かったような気がしている時期には往々にして起こり得る珍現象です。
期待値と言う妙なバイアスやフィルターが心の目にかかっているために当たり前のことがわからないのです。
ちなみに「アダムセオリ」自体、個人的印象では実はワイルダーが投資倶楽部の会員に提供するネタに困ったあげく、そのネタ切れを埋め合わせようともがくと言う非常に主観的な過ちを犯しているような内容になっています。
テクニカルのバイブルのような本(テクニカル分析入門)を書いているワイルダーですらこうなのですから、主観と言う「天邪鬼」は甘く見るべきではないように思います。
「し」から始まるワードは、下の46項目です。
日経平均 | 33431.51(-55.38) |
TOPIX | 2382.52(+7.59) |
JASDAQ | 164.28(-0.47) |
ダウ平均 | 36245.50(+294.61) |
S&P500 | 4594.63(+26.83) |
NASDAQ | 14305.03(+78.81) |
ドル/円 | 144.642(+0.172) |
FTSE100 | 7529.35(+75.60) |
ハンセン | 16830.30(-212.58) |
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