心やすい人にも株式の売買を勧めるべきではない

トレードは自己責任の世界です。

この自分自身の責任と言う部分を甘く見ると、つい自身の最近の利益やそれをもたらした手法などを自慢がてら、他人にトレードを勧めたりしがちなものですが、では勧められた人にその自己責任と言う事についての正確な自覚があるかと言うと、その人がまだ一般人ならなかなかそうは言い切れないものでしょう。

これは相場が大きなリスクを孕んだ世界であることを思うと安易に考えてはいけないことで、相場への参加は自分の意志で、更に自己責任の意味を十分理解した上で行うべきものです。

銀行員や証券マンの投資勧誘をみているとこうした当たり前のチェックのハードルも自分の中で低くなりがちなものですが、本筋は、心構えの持てそうにない他人に（後から恨まれないようにすることも含めて）安易にあるいはむやみに投資などを勧めるべきものではないと言う事でしょう。