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気配値・板の見方

気配値(板)とは未決(約定前)の売り注文、買い注文の状況を表した表のことです。
この板には注文した値段とともにその注文の数量(枚数)も表示されています。
そのため、そこからは・・・、
今購入するなら何円で、何枚まで買える可能性があるか?あるいは、売却する場合なら何円で何枚売れる可能性があるか?
売買は活発かどうか?
現在の上値と下値の範囲(板の厚さ)はどうか?
などの情報を読み取ることができます。

日経225先物
売気配枚数 気配値 買気配枚数
243 14680
624 14670
345 14660
338 14650
130 14640
14630 11
14620 259
14610 295
14600 1345
14590 320

上記の表では、14630円と14640円の間で売買がされています。
14630円は11枚分の買い注文があり、14640円は130枚分の売り注文があることをあらわしていますし、指数先物の流動性から見て板全体の注文枚数の構成は比較的活発に取引されている時間帯であると読み取れます。
先物の気配値はリアルタイムで刻々と変化しています。
そのため、気配値を眺めていれば現在どのような売買がなされているのかがわかります。
買い数量が増えて、売り板(14640円)がなくなって、数字が一つ繰り上がるような場合は相場が上昇していることになりますし、逆に売りの数量が増え、買い板(14130円)がなくなって数字が一つ繰り下がるようであれば相場は下落していることになります。
また、価格が上下することなく売買の板の注文数だけが増減を繰り返すような場合は、同一価格に注文が出ては約定、出ては約定と言う事ですから、その価格帯の売買が非常に活発であるということを意味します。

売りと買いの数量が極端に多い場合や特定の価格のところだけが多くなっているいような場合(例では、14600円の買い板)は、その部分の価格が上値や下値の支持線・抵抗線となっていることも理解でき、仮にこれらをブレイク(突破)するようなことになれば、その後の価格が大きく動くことも想定されます。

しかし、中にはアルゴリズム取引などで一時に大量の買いや売り注文を出して、値段を操作しようとする場合もあるので、 板の厚さをそのまま受け取らずにそうした場合に現れる癖(パターン)を読み取る注意も必要です。

14630円と14640円は、買い手売り手がそれぞれ買ってもいい上限と売ってもいい下限の値段をあらわしており、ここが需要と供給の分かれ目と言えます。
現在値は需給のバランス点であるこのあたりの水準をつけています。

このように、板(気配値)からは取引における様々な情報を読み取ることができます。

注文は取引所(大阪取引所)の決めたルールに従って処理されてゆきます。
指値注文の場合、注文が出された時間的な順序で約定してゆきますので、売り板の14640円で注文を出したとしても、130枚の売り注文が既にあればこれがすべて約定するまで自分の約定の順番は回ってきません。
また、14630円の買い板を見ると先約は僅か11枚なのですぐにも約定しそうですが、ここに対する売りが出ないまま価格が動く可能性もありますし、板には現れない成行注文などに先を越される場合があります。
成行優先、価格優先と言うルールがあって14630の買い注文を出した後のそれに対する売り注文が出る直前のタイミングで成行注文や14640円の買い注文がまとまって入ればそちらが先に約定し、そうした流れによって約定の見込めない価格帯に変わってしまうということもあります。

つまりそこに見えているにもかかわらず、必ずしもその表示されている価格で売買できるとは限らないと言う仕組みに注意が必要です。


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