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アノマリー投資法
 [ アノマリー トレード ]
アノマリーとは科学や理屈では理由の説明の難しい現象・事物のことで、(理詰めの説明は難しいけどなぜか良く当たり、高確率でその通りなる)経験則から導かれた市場予測法を用いた投資法を「アノマリー投資法」と言います。
(過去に長く説明できなかったために、現在ではすでに説明できるようになった現象でも、アノマリーという名称をそのまま使っているものも多くあるようです)

例えばネットで有名な「ジブリの呪い」はスタジオジブリ制作のアニメ映画がテレビ放映(特に金曜の夜に)される週の週末はマーケットが荒れるというアノマリーです。
もともと月初の金曜日は荒れる、週末の相場は荒れると言うアノマリーがあり、これらは225先物と225オプションの裁定などからある程度は理由が予測できますが、何故かジブリ作品が放映される週末はその傾向が顕著になるようです。
また週末の経済イベントで言うと、ジブリ作品の放映と米国の雇用統計が重なるケースではかなりの高確率で市場は下落するようです。

有名なアノマリーに、月齢が相場に与える影響を元にしたもので「満月の買い」「新月の売り」などの「ルナ・トレード」と言うものもあります。
このサイトのトップページの「今日のシナリオ」や「今朝の市場サマリ」でも毎日二つのアノマリー予想を紹介しています。
一つは過去の日経平均日足の騰落を同じ月日と言う基準で統計したもの、もう一つは月齢とマーケットの関係を統計的に見たものですが、実はこれらはプロの機関投資家の間でも参照されているものです。
月齢のアノマリーは満月と新月、それを挟んだ数日は相場の転換が起こりやすいというものですが、人体(生命)の血液(体液)の流れが月の引力の影響を受けていると言う考えがあり、この時期は精神的な乱れなどが起きやすいと言うことから、社会や心理に及ぼす月齢の影響は傾向として相場以外の世界でもよく意識される経験則です。
新月・満月の時期はプロの投資家も相場変動の可能性に一定の配慮を行っているようです。

こうした天体の動きに基づいたアノマリーを使った相場分析は「アストロロジー(金融占星術)」と言われ、月齢と並んで有名なものに彗星が地球軌道より太陽に対して内側に入れば相場が荒れると言うものがあります。
こちらは彗星の異様な動きや場合によっては接近した彗星のビジュアルイメージが人々の心の不安を誘うと言う心理現象で説明されるものと思われ、科学の進歩とともに効果が薄らいでいるようです。

伝説的で莫大な富を築いたとされる投資家のW.Dギャンもアストロロジーを研究していたとされますが、米国の文化である「巨万の富を得た人は例外なく社会に対する多大な寄付で名を残す」という歴史に照らしてみるとギャンがそうした行為で名声を得たという記録は確認できないそうで、ラリー・ウィリアムズはかねがねギャンの利益や投資手法の伝承を引き合いに出して、アストロロジーの研究には(一定の効果や相関性のあるものの存在は認めつつも)過大な期待を戒めるような発言を行っています。
ちなみにラリー・ウィリアムズによると「ギャンの子孫はギャンを看板にした投資アドバイザーで生計をたてていた」(日本でも有名な投資アドバイザーの子孫がその看板で生計を立てていると思われるようなケースはあるようですが…)と言う事で、実在のギャンが家族に大した財産を残せなかったことを示唆しています。

下記は「今朝の市場サマリ」のアノマリー予想(抜粋)です。

     日経平均 アノマリー  (高的中の経験則)
トレンド転換注意日
  満月 2017年04月12日~14日
  新月 2017年03月28日~30日
日経平均 騰落確率
        03/24の騰落確率
          寄~引:60%の確率で下落しました。
          引~引:55%の確率で下落しました。
    ※休場日はその日の過去の統計値を参考表示しています。

有名なアノマリー

1月アノマリー(一月効果)
これは1月の株価の動きはその年一年間の動きのベクトルに一致するというものです。
つまり一月が上昇して終わればその年は上昇して終わり、下落して終われば、下落して終わると言うことになります。
このアノマリーは六割以上の的中率と言う計算結果もあり、そうした統計の結果を信じると何かしっかりした理由がある可能性が高いものです。

節分天井彼岸底
江戸時代の堂島米会所で言われていた経験則で節分時期に天井相場となり、彼岸の次期に底値を打つと言うものですが、現在の相場には当てはまらないと考えられています。

ゴト日のドル買い
ゴト日(5と10がつく日)は、相場が開いたのちの数十分間はドル円が上昇しやすいというアノマリーです。
ゴト日はもともと日本では企業・事業所の支払日です。
そのため海外送金も多くなりドルの需要がでて、朝のしばらくの間ドル円が上昇しやすいとされています。
10時を過ぎれば市場が落ち着きを見せ、やがて上昇分はリセットされる傾向があります。

テクニカルを使ったトレードではこうした点も機械的に処理することで毎回リスクを負うと言った現象も起こるためフィルターを付けてこのような傾向の強い日時・時間帯をトレードから外すと言ったロジックも考えられます。
市販のインジケータで見かけるのは、月末最終日・月初初日をテクニカルのロジックから外すとか、あるいはその日だけシグナルを逆転して発すると言うものがあります。

「セル・イン・メイ(Sell in May)」
 5月に売って市場から立ち去れ。9月の(第2土曜日の)競馬大会まで戻ってくるな。
五月が天井でそのあと九月までは相場が動かないと言う傾向が強いと言うものです。

8月は円高になる
毎年8月のドル円レートは月初から月末で比較すると、7~8割の高確率で円高ドル安に振れています。
これほどの確率で為替レートが偏るのも珍しいため、この傾向をアノマリー投資としてとして使う投資家もいるですが、この現象は毎年8月の半ばに米国債の利払いが行われるためであるとされています。

大統領選の年はドルが上昇するが、ボラティリティは小さくなる
米国の大統領選挙を題材にしたアノマリーはいろいろありますが、いずれもムードとしては言い当てているようなものが多いのですが、的中率については微妙です。
大統領選では各候補ともに、株価が上昇しやすい政策を次々に打ち出してくるのでアノマリーと言うより候補者のアナウンスでNY相場が上昇する傾向はあるようです。

大統領選挙の期間中は大統領候補者の発言や、候補者に対するマスコミの報道などに東京の市場は反応します。
より現実的で、比較的リスクの少ない経済政策を打ち出した候補者が、アンケートの票を伸ばしたり、そうした候補者をマスコミが持ち上げると東京は上がり、その逆になると安定資産とされる円が買われて東京は下がります。
これらはアノマリではないのですが、合衆国の大統領選時の基本的な留意点と言えます。

辰巳天井、午尻下がり
干支でみるとこうした傾向があると言う古くからあるアノマリですが、高確率で当たったのは「干支」と言うものが社会全体の規範として大きく意識されていた時代のことだったのかもしれません。
辰年(たつどし)と巳年(みどし)は高値を付けて、午年(うまどし)は下落すると言う意味ですが、正確には「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる」と言い、干支のすべての年(12ヶ年)についてそれぞれに相場の傾向があるとされていました。

12月の株価は安く、逆に1月の株価は高い
正月休み前にはあえて保有する価値が顕著ではない玉は手仕舞って終わりたいと言う心理があり、その反動で新年最初の月に新たな投資を試みると言う傾向はあるようです。

月曜日の株価は高い
年末年始の心理同様に、人間は節目を気にするものです。
週末にリセットされたポジションの反動が、週の初めに動き出すと言う傾向を指摘したものですがこうした節目における相場の傾向は一応意識する価値があるものと思えます。
その時々の時世に於いてより明確に意識されている節目を見つけることで、傾向が見えることがあります。

市場が2日から始まる月は相場が荒れる
古くから言われているものですが、理由はわからないなりにその傾向はあるように見えます。

日本株は四月に上昇しやすい
日本の企業は三月決算、四月新年度が多いと言うことでこの見立てには一定の意味があり、市場の傾向も認められるようです。

為替は五月と八月に動く
これは統計上かなり信頼性や確率の高いアノマリです。
五月はゴールデン・ウィークの連休、八月はお盆の連休があり、この時期商いが薄くなって市場操作がしやすかったり、僅かな取引が全体の結果として反映されることが挙げられます。
こういうバイアスがあるにもかかわらずこの時期に日銀が為替政策を市場の期待を裏切る方向で進めると、他の次期より大きなマイナス方向となって市場に反映されることになります。

米国株は10月に安値を付けやすく、10月に買うと儲けやすい(10月効果)
確かに合理的な傾向として10月には株価が安くなると言ったことはかなりあります。
ただし「暗黒の10月」と言って過去の傾向を見ると大暴落などは結構9月中ごろから11月にかけて起こりやすいと言ったことも統計的に認められるます。
これは暴落睨みの臨界に近い相場が10月効果を引き金に一気に連鎖下落するとも考えられるものですが、その意味では「10月の買い」には十分な見極め(誘発されそうなリスクの有無の確認)も必要です。

SQ前に株価は上がる。(SQのアノマリー、SQ週のアノマリー)
当サイトの相場解説でもSQ前日やSQのある週には注意を喚起するようなコメントがよく書かれていますが、SQとは先物の取引期限に先物価格を現物価格と整合させるための清算です。
このうち三ヶ月に一度の先物のメイン(中心限月もの)の清算日をメジャーSQ、オプションなどの毎月のSQのうちメジャーSQ日と重ならないものをマイナーSQと呼びます。
先物と現物は価格が常に同じわけではなく乖離したり収束したりしています。
この時先物と現物の間の価格の乖離は如何に大きくなろうとも理論的には清算によって一致するために、両者の乖離が大きい時、この差のSQによる収束と言う現象を対象とした裁定取引と言うものが盛んにおこなわれます。
また、現物株のバスケット保有者が暴落などに備えたリスクヘッジとして先物を売っておくような場合も裁定と考えられています。
この裁定取引のためのポジションを建てたり解消したりしようとする動きは実際の株価の動きとは原則として無関係なものです。
つまり先物と現物の価格差だけを見ているために、実際の価格の騰落を対象とした取引とは全く違ったものになる可能性があります。

こうしたことからSQのある週には以下のような、かなり独特の傾向がよく見受けられます。
・メジャーSQに向けては日経平均株価が上がる。
・マイナーSQの週では日中の値動きの最大振幅が大きくなり、さらに下落する傾向が強い。

こうしたSQ週特有の価格変動傾向は過去の動きを調べたり、自分で検証してみる価値のあるものと言えます。



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