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225先物 vs CFD225

日経225ミニ先物とCFDの225との比較 (取扱い社によって異なるためおよその状況)

取扱銘柄 日経225ミニ (買建・売建) CFDの225 (買建・売建)
取扱限月 中心限月および3月もの・9月もののうち直近3限月
6月もの・12月もののうち直近10限月
および、それ以外の直近2ヶ月を加えた計16限月
指数先物が対象の商品では1限月(中心限月のみ)
株価指数そのもの(指数現物)を対象とした商品では限月はなし
取引単位 日経225の100倍 日経225の1倍~100倍(会社により異なる)
呼 値 5円 1円
スプレッド なし
板寄せとザラ場による値付け
2~15円(会社により異なる)
※マーケットの状況によっては拡大する場合もあり。
取引時間 9:00~15:15(日中)
16:30~翌3:00(夜間)
原則24時間取引
(会社により内容は異なる)
取引手数料 片道40円程度(会社により異なる) 原則無料(会社により異なるがスプレッドが手数料に相当)
必要保証金
(1枚当たり)
SPAN証拠金 (過去には凡そ3万円~20万円程度) 取引金額の10%~
取引種類 取引所取引 原則として相対取引 (取引所取引もあり)
税 金 雑所得、申告分離課税。
他の金融派生商品の売買損益との通算が可能。
税率:20%(国税:15%、地方税:5%)
※その他復興特別税0.315%が必要。
雑所得、申告分離課税。
他の金融派生商品の売買損益との通算が可能。
税率:20%(国税:15%、地方税:5%)
※その他復興特別税0.315%が必要。
金 利 先物取引であるため金利相当分は価格に加算済。 指数先物を対象とした商品では、先物同様に金利相当分は価格に加算済。
株価指数そのもの(指数現物)を対象とした商品ではオーバーナイト金利あり。
ロスカットルール なし。(追加証拠金制度で対応) 取扱い会社で定めたルールに従って必要補償金に不足がでれば建玉が強制返済される。


取引単位
225先物は最低1000単位からの取引が基本です。
日経平均株価が9000円なら、その1000倍の900万円分が1単位となります。
225miniでは100単位からの取引が可能で日経平均株価が9000円なら90万円分から取引が可能です。
これに対してCFDの取引単位は、業者でことなりますが1単位か10単位での取引が基本です。
この単位の利便性が、CFDに投資スタンスの自由さと言う特徴を提供しています。

呼び値
価格変化幅の刻みである呼び値は225先物では10円225miniでは5円ですが、CFD225では1円刻みとなります。

証拠金
225先物、225miniの証拠金はSPANと言うボラティリティ(相場価格変動)に連動した計算がもとになっており相場の状態によって大きく異なります。 価格の動きが少ないときなら225先物で50万円以下、miniでは5万円以下で最小単位の取引を始めることができますが、大きく価格が動いている時なら最小単位の取引に225先物なら200万円前後、ミニでも20万円ほども必要となることもあり、こうした特徴を見越した資金の準備をしておかないと、相場が動いたことで気が付いたら証拠金不足で取引不能と言うことになりかねません。
一方のCFDの場合は必要証拠金は現在の市場価格の10%(取扱い会社で異なることもあります)です。
こちらは価格の動き幅を根拠とはしておらず、その時の実際の価格を根拠に計算できるので、現状の必要証拠金額が把握しやすいと言うことがいえます。
つまり、日経平均株価が一万円として、1単位売買するのに必要な資金は10%の場合1000円です。
225mini同じ100単位の取引(100万円分)をした場合、必要な補償金は100,000円と言うことになります。

「日経225証拠金取引」と銘打ったくりっく株365(指数現物連動)では証拠金は225miniを意識した設定と思われ、証拠金額はSPAN証拠金に準ずるような価格変動率をもとにした独自の方法で算出しているようです。

ロスカットルール
CFDの証拠金は価格水準の何パーセントと言う形で連動するように設定されているため、価格水準の急激な変化によっては証拠金がリアルタイムで不足すると言うリスクがあります。
このためCFDにはロスカットルールと言うものがあって、証拠金率が一定の水準を下回ると建玉はこのルールによって強制返済されます。
所定の算出時刻で100%を下回ったら、あるいはリアルタイムの取引では60%を下回ったら執行と言うようなルールがそれぞれの取扱い会社で設定されており(執行のパーセンテージや方法はそれぞれ異なります)、これによって取扱会社のリスクと投資家の不用意な損失に一定の歯止めがかかるようになっています。
一方の225先物などでは一定期間ごとに証拠金の見直しが行われていてリアルタイムでの証拠金の変更はありません。
そのため、取引終了後に追証による次回取引への規制はありますが、強制返済のルールはありません。

取引時間
225先物および225miniの取引時間は、日中(デイ・セッション)の9:00~15:10と夜間(ナイト・セッション)の16:30~3:30。
一方CFDは、業者によって違いはありますが、月曜~金曜ではシカゴの15:15~15:30分の休憩(日本時間の早朝6時台)を除いてほぼ24時間取引が可能です。
米国が夏時間を採用している時期では、早朝の取引がシカゴ先物の価格と連動している関係で早朝の5時台にシカゴの休憩が来るため注意が必要な場合もあります。
また月曜~金曜の取引と言う部分をもう少し具体的に言えば、祝日も取引できると言うこと、つまり土日以外は相場が動いていると言うことです。 欧米の重大なニュースや重要な経済指標は夜間に発表されるのが通常であり、その意味では祝日も含めた24時間取引と言うのはかなり有利な環境と言えます。

取引手数料
225先物を取引する場合の手数料は1枚当たり片道400円、225miniだと40円ほどが必要です。(証券会社によって異なります) ※1枚は225先物で1000単位、225miniでは100単位です。
CFDの場合には業者ごとに設定が異なりますが、おおむね手数料は無料です。
但し、CFDでは買いの価格と売りの価格が違っているため、この差額分は必ず負担すると言う仕組みになっていて、実はこの差額分が取扱業者の利益になる仕組みになっています。
FXで言うスプレッドと言うのはこのことです。
例えばスプレッドが2円の場合、売り価格が18000円の時、買いの価格は18002円になると言うことで、売り買いを同時に建てた場合必ず2円のマイナスがでると言うことです。
CFDの基本のスプレッドは2円~9円(業者ごとの設定が異なり、相場によっても変化する)なので最低単位で一回取引をすると2円~9円の取引コストが発生します。
225miniと同じ単位で換算すると一回の取引コストは200円~900円ということになり、225miniの手数料が往復で100円ほどであることを考えるとかなり割高と言えます。
ただ、CFDは取引が1円刻みのため225先物や225miniのような刻みによる5円10円単位で発生するロスがなく、スプレッドの負担分をこの刻みを利用した取引でカーバー出来る場合もあります。
例えば225先物で成り行きで買うと15000円の時にCFDを成行きで買うと14996円であった場合、既にこの時点で四円の得と言うことになります。
CFDのスプレッドについては価格変動によって思わぬところで大きく開く(つまりトレーダーのコストが増える)こともあるのでそのあたりも織り込んで、そのメリット・デメリットに相当する特性を十分に理解しておく必要があります。

限月(げんげつ)
限月とは株価指数先物や商品先物などの取引が終了する月のことです。
例えば、225先物の場合、限月は3月、6月、9月、12月、225miniでは4つの月に設定されることが多いようです。
3月に終了する銘柄を3月限(3がつぎり)、6月に終了する銘柄を6月限(6がつぎり)、9月に終了する銘柄を9月限(9がつぎり)、12月に終了する銘柄を12月限(12がつぎり)といいます。
また、現時点で一番早く取引終了日の到来する銘柄を期近物(きぢかもの)、あるいは、当限(とうぎり)といいます。
そして、期近物よりも後に取引終了日の到来する銘柄を期先物(きさきもの)といいます。
例えば、9月限の場合には9月に取引が終了します。
CFDで決済が行われるのは、9月の第2金曜日の前営業日です。
限月を過ぎてポジションがある場合は、自動的に清算され、ポジションは解消されます。
CFDが先物と連動した場合には、それまで元資産として連動していた一つの限月が終了した場合、次の限月を元資産とするために、区切りのところで決済日が設定されていて先物の限月と同様に扱われます。 この場合には先物の限月同様の注意が必要です。
通常、225先物連動型のCFDではその限月にあたる月の第2金曜日の前営業日の日本時間15:15に売買がいったん終了します。
但し225CFDの中には225先物ではなく、225指数つまり日経平均株価自体を元資産としているものがあります。
この場合のCFDには限月がありません。 (クリック365など)
限月のない指数商品では、一部時間帯などで価格が先物の動きを参照していることもあっても、限月を超えて保有するポジションは自動的に翌限月の価格にシームレスでロールオーバーされます。
※なお、CFD業者により決済期日が異なる場合があります。

オーバーナイト金利
225先物を原資産として参照する225のCFDには、CFD取引の特徴である金利の支払いは発生しません。
このため、そのまま225CFDの買いポジションを長期保有していても、金利負担のための基本コストはかかりません。
これは先物にはその価格に金利分がすでに反映されているためです。
先物ではなく225の指数そのもの(現物指数)を原資産としたCFDの場合は、日銀の政策金利相当額を買い手が支払い、、売り手が受け取ると言う形で清算されます。



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